私の2025年の一文字は「旅」。カテゴリーを増やすのもあれなので、母娘ふたり旅にひとり旅を加えます!
もう娘なんて、だいぶ前から一緒に旅行になんて行ってくれないですから。「バスは酔う」「飛行機はムリ」「船はこわい」etc…(でも遠出しないシティホテルにはついてきます)。
旦那も出不精(インドア派)なんで、最近はもっぱらひとり旅。今年は月1ペースで有休をとって、旅に出るのが目標です。
新潟旅行は昨年末、忙しくなってきた最中に行ってきました。
新幹線「とき」。かっこいー久々の新幹線にドキドキ!しかも新幹線=新横浜駅の感覚で8時台で予約したら、東京駅だったのね
当初は激安・夜行バスで行く予定だったのが、なぜか一転、グリーン車に(笑)。片道+2500円位なら、まいっかと思って予約サイトでポチリ。
正直乗る直前までは平日出発だし、新潟方面はガラガラだったから自由席でもよかったよな~なんて思っていたのですが…
通常の指定席
グリーン車。めちゃくちゃ快適上下電動でシート倒せるし、足元も広々、プライベート空間がサイコーすぎる
大好きなアジの押し寿司で有名な大船軒のサンドウィッチ。評判いいから、一度食べてみたかったんです。
鎌倉ハムを使っているあたりがさすが。ハムとチーズだけのシンプルさ!旅先のランチにも響かないのもいい。これから新幹線のモーニングはこれとカフェラテが定番になりそう
と、上機嫌で東京駅を出発したのですが・・・
次の上野駅から隣におじさんが乗車。「え?!こんなガラガラなのに、隣に人来ることなんてあるの?!」と、たった1駅であっという間にプライベート空間が失われたことにショックを隠し切れず
でもおじさん、直立不動で一向にシート倒さないんです。私が先にMAX倒してたから遠慮してるのかしら?それは申し訳ないと思って2駅ほど寝て起きたら。。。
いなくなってた泥棒とかではない・・・よね?
新潟駅でお出迎え。下車してすぐにお目当てのお店に予約を取り、観光案内所でパンフレットなどの情報を入手して、テクテク歩いていきます。
安定の天気の悪さ。雨が降っていないだけまし。
珍しい横型の歩行者用信号機!横浜にはないよな~と思って調べてみたら、
「アーケードのある場所では高さを考慮して横型の歩行者用信号機を設置する場合があり、降積雪量の多い新潟県では、新潟県内の至る所にアーケードが設置されているため、横型信号機も珍しくはない」そうです。
ちなみに、車用の信号機は雪が積もりにくい縦型が多いとか。なるほど~
まっぷるでチェックして絶対行きたかった「せかい鮨」。
県内の各寿司店では、新潟ならではの地魚を堪能できる特上にぎりを「極み」という同じブランド名で各店が出しています。
ここのご主人は、極みの生みの親。新潟といえばお寿司!を定着させた立役者だとか。
地酒とのマリアージュも楽しめます。このメニュー表の説明がわかりやすくてすごくいい。
サービスでいただいた新潟の郷土料理「のっぺ」。これからせかい鮨に行くと言ったら観光案内所の方がクーポン付のパンフレットくれました。店舗や時期によって冷・温あるそうですが、この日私がいただいたのは冷たい方でした。おせち料理の煮物みたいな感じ。
極み(4400円)。新潟の地魚・のどぐろの炙りや南蛮えび(甘エビ)、水だこのほか、トロやカニ、うになど主役ネタが勢ぞろい。
幸せ~しょっぱなから旅のクライマックスが来ました。駅からは遠いけれど、このお店本当におすすめ!!
お店のご夫婦もとっても気さくで、「明日はキンプリのコンサートがあるらしい」と旧ジャニーズ情報も教えてくれました(笑)。
(1人コンサート参戦と聞いてこっちだと思ったらしいが、私のお目当ては別の人なので・・・)
私は運よく当日予約が取れましたが、団体観光客を受け入れているようで平日なのに「本日満席」の札が。早めの予約必至です。
食後の散歩兼ねてぶらぶら街歩き。沼垂(ぬったり)テラス商店街へ。
旧市場の長屋がレトロな雰囲気漂う商店街に生まれ変わり、おしゃれなカフェや雑貨がずらり。
休日は賑わっているのだと思いますが、平日金曜日にはお客さんが私しかおらず閑散としていました。
ネコ好き必見の雑貨屋で購入した「沼ネコ焼き」。これからいく今代司酒造の酒粕こしあん。米粉生地でモチモチしてておいしい♪色んな味&表情があったので、冷凍商品じゃなかったらお土産にしたかった。
新潟は神社仏閣が非常に多い印象で、この商店街を囲んで寺の隣に寺、そのまた隣に寺・・・と7院もある密集地帯。
中でも「悉地院(しつちいん)」には「四国八十八カ所霊場巡り」のミニチュアがあり、境内散策がおすすめ。お遍路巡りが最短ルートで叶うかも?!
沼垂ビール&ビアパブは、残念ながら夕方からの営業
結構歩いて到着。ここは「新潟駅から一番近い酒蔵」(徒歩15分)である「今代司酒造(いまよつかさしゅぞう)」。
運よく前日に見学ツアーに申し込めました。
法被や巨大日本酒瓶などを借りて記念撮影ができるスポット。この手のものは必ずやるタイプですが、今回は1人なので自粛。
本来の酒造りにこだわり、「全量純米蔵」となり、醸造アルコールの転嫁や副原料の使用を一切行わない数少ない酒蔵だそうです。
歴史を感じる蔵。杉玉が熟成度を知らせてくれます。
レトロ好きにはたまらない昔のものを集めたギャラリーも。
「今では珍しい日本酒の自販機です」と紹介されていましたが、こんなの桜木町ぴおシティの立ち飲み屋になかったっけ?!
酒造りについてわかりやすく説明してくれ、無料では申し訳ないくらい充実した見学ツアーでした。
そして、見学後はお楽しみの試飲!日本酒1種と甘酒2種が用意され、ツアーに参加しなくても誰でも自由に店内でテイスティングできます。
でも私が楽しみにしていたのは、こっちの有料試飲プレミアムテイスティングコーナー
たった1,000円で今代司酒造の全日本酒が試せちゃうんです。せかい鮨に続き観光案内所の方からクーポンもらっていたので、700円に。旅の始まりに観光案内所、寄っておくもんです。
「1種類1杯」「泥酔禁止」とありますが、試飲カップが通常のおちょこより大きいサイズ=写真右下=なので、これにしっかり1杯注いで10杯飲んだらだいぶ出来上がってしまう。この後何もなければそれでもよかったのですが、目当てのライブ前ということで、本来の試飲にとどめました。
1本5~7千円もする高級ラインも試飲できるなんて!
右から飲んでいくと純米、純米吟醸、大吟醸とレベルアップしていってわかりやすい。
県内唯一の「木桶仕込み」の日本酒もありました。平日で全然人がいなかったので、1人角打ち状態(笑)。
これが気に入った!けど、重いので、日本酒ガチャで当てたミニ瓶と日本酒ケーキだけ購入。外に出たらものすごい量のアラレが降ってきましたのでやむのを待って…
みそ蔵の「峰村醸造」へ。味噌はもちろん、味噌を使った商品がたくさん売っていましたが、私が気になったのは、敷地内に出店していたタコ焼き屋「にいたこ」。
なんで新潟来てまでタコ焼き?と思うなかれ。これ、新潟米の米粉を使ったタコ焼きなんです!さすが米どころ!!一番人気の岩塩マヨは生地を楽しむ感じで、ふわっ、とろっと、好みのど真ん中。
「にいたこ」はキッチンカーで出店中らしいので見つけたらぜひ▶https://things-niigata.jp/other/niitako/
新潟日報の上階にある展望台へ。
展望台が無料だなんて、新潟県民は太っ腹。
新潟県の眺望なんて大したことないだろうと高をくくっていました(←失礼)、かの有名な「信濃川」のスケールのデカさには圧倒されました。
信濃川にかかる「萬代橋」。
を渡って、ホテルのあるエリアへ。
信濃川、デカっ
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