夏休みの初日の朝。
旦那(自宅勤務)から「こんなのあるみたいよ、行ってきたら?!」と教えてもらったのが、湘南モノレールの「くいしんぼうチケット」。聞けばモノレールの1日乗車券と参加店で使えるお食事チケットが3枚ついて3,000円らしい。京急の「みさきまぐろきっぷ」や「葉山女子旅きっぷ」と同じ感じなのかな?
しかも、各料理には必ずアルコールが1杯付くという。なんか野毛通手形みたいなハシゴ酒要素もあって良さそう
「そうだね、夏休みの初日にゴロゴロしていてももったいないしね~」なんて言いながら、いそいそと家を飛び出しました(決めてはアルコールです)
湘南モノレールの大船駅が出発点。くいしんぼうチケットは左端のサービス窓口で購入できます。
※写真撮り忘れて使用済み※
このチケット、買うときにちょっと恥ずかしいネーミングですね。「くいしんぼう」って自ら言ってるみたいで(まぁ、間違ってはいないけど・・・)。湘南の土地柄にあわせて「湘南グルメパス」とか、もう少しおしゃれな感じでもよいような気が
駅員さんに聞くと12月31日までの期間中だったら、1日乗車券と飲食チケットを別々に利用したり、1枚だけ残して後日使うことも可能だとか。1日で使い切らなくてよいシステムは地元民にはありがたい!!
参加店MAP=右=が、手作り感満載のコピー用紙!?(笑)。いやいや、いいんです。余計なことにお金をかけずに利用者がお得に楽しめる仕組みだということですから。一応観光ガイドももらっておきました。
それでは早速、モノレールに乗ってスタート!!!
・・・と行きたいところですが、「ランチの場所は大船のこの店」と決めていたので、まずはこちらへ。
地元酒場「あじと」。美味しいジビエ料理がカジュアルに楽しめる居酒屋、というフレーズにもやられましたが、約30店の参加店舗をくまなくチェックした結果、ここが一番お得そうだったので
チケット1枚を使って、日替わりランチセット(スープとサラダ付)に、赤ワインをチョイス!グラスビールやハイボールやノンアルコールも選べます。
私の勝手なイメージですが、川本屋のお茶を扱っている居酒屋は料理にこだわりあり、です。
通常ハヤシライス1,100円+ランチドリンク440円=1,540円。これがチケット1枚で食べられちゃうなんて、すでにお得さが半端ない野毛通手形の時にも思いましたが、「サービス=お店の心意気」。こうした町おこし的な企画で赤字覚悟の素敵なメニューを出してくるお店は、実際に行ってみると本当に良い店だな~と思うことが多いですね。
また食べたいと思った「鹿のスネのハヤシライス」。食べ歩いていると意外とないんです。「また食べたい」と思う料理って。
ジビエ肉は高たんぱく低カロリーだったり、五穀米?に野菜やキノコがたっぷり添えられてたり、味噌スープだったり、ドレッシングを3種類(バーニャカウダードレッシングがめちゃくちゃ美味しい!)持ってきてくれたり・・・女子におすすめしたいポイントが盛りだくさん。
ほかにも気になるランチメニューや珍しいクラフトビールも。
昼からワイン片手にジビエを食し「1軒目からいいお店に出会えたな~」とほくほく気分で、ようやく湘南モノレールの旅がスタートしました。
モノレール乗るの、久しぶり!(デザインが横浜市営地下鉄に似ている?)自宅からたった15分の場所からスタートした小旅行ですが、ワクワクしますね。
8駅、14分。大船、西鎌倉、湘南江の島位しかイメージがない
公共交通で江の島に行く方法は、このモノレールと江ノ電、小田急の三択になりますが、中でも一番選ばれにくい交通手段だと思います。
しかし、線路にぶらさがって走る懸垂式のモノレールは日本に2カ所しかないそうで、「モノレールに乗る」ということ自体が目的で利用する人も多いかと。実際、席に座るよりも運転席の後ろに立って外の景色を見る人も多く、空中に浮いている感覚はなかなか楽しい体験。まるでジェットコースターに乗っているかのようなアトラクション感もウリですが、ぐわんぐわん左右に振り回されて久々に電車で酔いました(笑)。おひとりさま用席があるのも、1人旅の嬉しいポイントです(走行方向と逆向きの場合もありますが)。
湘南江の島駅に到着!いつの間にか駅舎がキレイになっていました。このビル5Fが改札口です。
改札出てすぐ右手には富士山などの景色を一望できるルーフテラス。4階にはちょっとした休憩スペースもあります
3階にはプラレールの展示(残念ながら動かず)
エスカレーターの影に隠されていた運転シミュレーターを発見。昼間はちびっこがいたので、夜にやってみました。
画面には実際の運転席から見た街並みが映し出されてリアル。これは子どもだけでなく大人も夢中になりそう
江ノ電の駅とも至近距離です。
これは小田急江ノ島駅。寺かと多って近づいたら駅舎だった。
駅から通りを抜けて、江の島につながる橋まで。そして橋を渡って江の島に着くまでが思ったより遠い
照りつける太陽がジリジリと体力をうばっていきますが、外国人観光客の多さとマイアミビーチのような?景色の相乗効果で海外旅行気分を満喫しつつ、歩を進めます。
▼②へ続く▼
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます