今日11月1日(土)はあいにくの雨模様。そんな中で盛大に無量荘の「さんまパーティー」が板荷コミセンに会場を移して開催されました。
これは無量荘がスタートしてから毎年この時期に実施しているイベントで、美味しい秋の味覚を利用者やご家族を交えて一日楽しみましょうという企画です。これが本日のプログラムです。
このイベントには日ごろから体験学習をしている板荷中学校の面々や民生委員児童委員(OBの皆さんも)の皆さんもお手伝いにかけつけてくれました。
中学生はコミセンの調理室などで食事の準備です。普段、家ではおにぎりを握った経験もない子たちばかりですが、直ぐに美味しそうに握れるようになりました。
こちらはおでんの仕上げです。たくさんのはんぺんにお汁がしみ込むように裏返します。
そして肝心カナメのさんまの登場です。こちらは火の心配もあったので、無量荘で民生委員の皆さんが焼いてくれました。今日用意したさんまは120本だったそうです。
炭火を使って本格的に焼いたさんまは……本当に「美味!!」でした。
無量荘のスタッフの皆さんは、仮装パーティーのごとく衣替えし、利用者の皆さんを喜ばせるための熱演です!
そして板荷中の皆さんは黒田節を披露します。
3回目の登場となる「ほほえみ座」の皆さんにも素敵な歌声や踊りをご披露いただきました。
恐らく真打は板荷中の星野校長先生だったかも?「星のフラメンコ」を熱唱です。アンコールの声もかかり今度は「お嫁サンバ」を熱唱。ギャラリーからも大きな声援と拍手が響いていました。(結局アンコールに応えて計4曲。汗だくでした)
今日お越しいただいたお年寄りの皆さんは、ひごろ大勢で食事をとる機会とか中学生とふれあう機会とかは恐らく少ないと思います。普段と違った環境で一日過ごしていただき皆さん満足いただいた様子でした。
このイベントは無量荘ができて20年近く続けているそうです。その中で今回は始めての雨模様。使い勝手も全く違った状況でスタッフの皆さんはタイヘンだったと思いますが、お帰りいただく際の笑顔でご苦労も報われる思いだったのではないでしょうか。