12月22日(火曜日)は「二十四節気(にじゅうしせっき)」の一つ、
冬至(とうじ)です。
一年中で一番夜の長い日(日の短い日)ということです。
冬至を境に日が長くなることから、昔は冬至の日を年の始めと考えた
こともあったそうです。
毎年冬至の日、ここ下永野にある御嶽山神社では、厄除け祈願の行事
のための「御嶽山冬至星除祭り(お焚き上げ)」が行われます。
この御嶽山神社のご祭神は、国之常立神(くにのとこたちのかみ)。
弘仁三辰年(812年)に空海上人が開山したと伝えられ、三峯山大神・
御嶽山大神が祭られています。
長野県木曽御嶽山の信仰をひき、関東一円に信仰されている方が多く
いるそうです。
星除祭りの日、御嶽山には朝から地域の皆さんが集まってきています。
お焚き上げは、どんど焼きの源流とも言われているそうです。
神事的には、火の神の力で天界へ還すという意味があるそうです。
いよいよ1年間のお礼と今後の願い事を書いた紙を燃やす
「お焚き上げ」の始まりです。
願い事を書いた紙が、炎と共に舞い上がるとよいことがあるそうです。
来年も皆様にとって、よい年でありますように。
なかなか見られない行事に触れることができました。
豊かな自然とおいしいお蕎麦屋さんがいっぱいある永野へ
ぜひお出かけください。