クッキーのブログ

我家のマスコット犬周辺のできごとを徒然なるままに

富士山の伏流水

2007年01月31日 | 富士山
富士山の伏流水と言えば「柿田川」が有名である。何といっても日量100万トン
とも言われるその湧水量は、50mプール500杯以上に相当する。凄まじい量だ。
その他に富士宮の湧玉池、白糸の滝等々から多くの伏流水がある。

また、御殿場にはキリンの採水工場があり、富士山の伏流水を採っている。
一方、甲斐駒ケ岳の麓の白州町でサントリーが採水している。


ところで我が家では、飲み水用と製氷用の水は数年前からペットボトルの水
を買っている。主に「南アルプスの天然水」(サントリー)と「アルカリイオン
の水」(キリン)である。家族は、前者の方が「おいしい」との意見。私もそう
思っている。
「六甲のおいしい水」(ハウス食品)と「森の水だより」(コカ・コーラ)も
併せて成分比較みよう。

    硬度 Na  Ca  Mg  K  pH
「南」 30  4.9  9.7 1.4  2.8        (甲斐駒ケ岳;白州町)
「ア」 58  8   13  6.4  1.6 9.1~9.7  (富士山;御殿場市)
「森」 28  20.2  6.7 2.7  1.6 7.1     (    白州町)
「六」 84  17   25  5   1          (六甲山)

硬度はmg/L, 成分は1Lあたりのmg

全て軟水であるが、「南」の方が「柔らかい味」、「ア」は「少しかたい味」、
「おいしくはない」。「森」は硬度では「南」と同程度なのに「まずい」。
「六」は「かたい」「まずい」・・の意見。
好みもあるし、水温もあるから一概には言えないが、単に硬度の値だけで
おいしさを判断しているのではない様だ。

(註)水の硬度の計算式
   硬度=「Caの量(mgの値)」×2.497+「Mgの量(mgの値)」×4.118

   例えば、「南」の場合、 9.7×2.497+1.4×4.118≒30

  この式から分るようにCa、Mg以外の成分は水の硬度には反映されない。

(やまざくら)
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