第79期文演(22/4/2~22/6/11)アンケートからです。
きょうは、某ガリバー企業の研究員Yさん。
2022-04-04「文字がよく見えるようになった」のYさんです。
Yさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 ・もともと文章を書くことについて興味があったため。
・松田さんからお誘いがあった時に受講しようと思った。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 ・なんとなく「文章は感覚で書くものではない」と思っていたが、さまざまな表現ルールを活用することで論理構造をつくることが大切であると感じ、確信に近づいた。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1「授業前」 ・難しかった。しかし、何が難しいのかまだ半分は理解できていない。今回の要約のプロセスを「全体の文章の構成を整理する」「筆者の言いたいことを抜き出して並べる」「それらが文章として成立するように整える」ことだと考えて実行してみた。最終的になんとか書き上げ、段落の調整などアドバイスを頂き完成させた。
・最終回の授業を前に、他の受講生の文章を読むことができたが、自分の文章は「抽出」であると感じた。比較をしてみても、大きな意味の欠落や構成の違いはないと感じた。しかし、「この文章はうまい」と感じる文章には「これから自分は◯◯をしよう」と思わせる力があると思った。筆者の「想いが伝わるように」抜き出せているのだと思う。残念ながら自分の文章は、筆者の「言いたいこと」を抽出し、並べただけになってしまったのだと思う。ただ、何を並べるかを考えることで精一杯だったため、「どう伝えるか」まで考えることはできなかった。
・今振り返ってもこれ以上の文章は書けないと考えてしまうため、ある意味で満足、ある意味でもやもやしている心境である。
A.3-2「授業後」・最終回授業では「何ができていなかったか」「何ができていたか」を明確に教えてくれた。全て納得できる内容であった。書いた直後のもやもやの原因は「文章で伝えたいことを、単語(ワード)のレベルで汲み取れていなかったため」だと感じた。結果、今回の要約前半部での重要ワードを汲み取ることができてなかった。
・「著者の文章をベースに要約する」というルールを意識することはできていたが、大切なワードを見逃していたために「感覚的な要約」となってしまい、冗長な表現をそのまま使ってしまった箇所もあった。要約や文章作成に慣れていないため、一度書いた要約文を変えることには抵抗を感じることもあり「文章作成体力の不足」も痛感した。
・一方で、後半部については励ましの言葉をいただき達成感を感じた。これは前半の文章作成においてあまり意識することのなかった「字数制限」を強く意識したこと、また締め切りが近づいていたこと(笑)から、「なんとかして要点を抜き出さねば」と頭が働いたから書けた……と感じる。また、同じ課題を課せられた他のメンバーとの比較ができたことで、自分のできたことと、できていないことをより客観的に見ることができた。「良さそう」に見える文章に穴があったりすることを知ることができた。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 ・基本的な知識が不足している状態からの講座だったため、毎回楽しく受講できた。「どんなことでもいいから発言してかまわない」という、授業を堅くしすぎない配慮も感じられた。
・自分で書いた文章を評価し合うともっと学びが多いと聞いた覚えがあるが、ハードルは高い。ハードルを下げながらも学びが多い「要約文の作成」という課題は絶妙だと感じた。欲を言えば数回の課題があってもよかったかもしれないが、初回ほどの気力を維持できるかがわからない。「この講座から先の学習は自分で進めていけ」ということなのだろうと理解している。
・松田さんはあらゆる文章に対して、論理構造の穴や表現の稚拙さを的確に指摘するが、高圧的には感じなかった。これはなぜかわからない。速読のメソッドに対する信頼感が生んでいる感情なのかもしれない。最後に、大変貴重な講座をありがとうございました。これからも読むことと書くことの力を伸ばせるよう精進したいと思います。
Yさんは、奥さんのHさんと一緒に79期文演を受けました。
前ブログにも書きましたが、Hさんは20年前、SEGで「速読による能力訓練」も高校生用文演「文章表現スキルアップ」も受講しています。
Yさんの要約はもちろん、Hさんの要約にも過去の課題を思い出しての夫妻での相談が感じられないのが何よりでした。
フェアに取り組んでいる2人なんだなという感想です
すでに夫妻で土日朝トレも受けています(Yさん、受講26回(22/6/26)。Hさん、受講30回(22/6/26))。
2人ともハードな仕事に就いています。スポーツジムに定期的に通うつもりで、気長に100回・200回と速読を積み上げていってもらえたらなという思いです。
仕事にダイレクトに接続しているプログラムですから。真
※クリエイト速読スクールHP