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自分の限界に挑戦するスポーツのようなものだ。中でも陸上競技に近い

   2月末、本格的俳優修業に入ると、講師の目次(めつぎ)さんがクリエイトを「卒業」していきました。

 そのときの経緯は、2011-02-22 松田さん、突然のメール失礼します。目次ですに書きました。

 その後どうしているんだろうと、頭に思い浮かぶことはありましたが、ゴジブログをチェックするなどはありませんでした。

 今週、ふとしたことから、目次さんがゴジブログにクリエイトのことを書いていることを知りました。

 そのブログをスタッフに聞いたら、すでに知ってるひと知らないひと半々でした。

 目次さんのひととなりがよく出た文章です。
 

勇気凛々ルリの色 速読について

火曜日のメツギでございます

先日、4年間務めた速読スクールを役者業に専念するために辞めさせていただいたんでございます。
最後の授業には今までお世話になった先輩や新人の講師の方が、
貴重な休日にも関わらずお別れに言いに来ていただいたりして胸が熱くなった。
そのまま昭和基地に放り込まれても平気なぐらいに。
思えば就職の道を捨てて役者の道を志すと決意し、
そのためにはたくさんの書物を読み先人の知恵をお借りすることが必要だと考えこのスクールに通い始めた大学3年生のころからずっとお世話になっている。
 
ここではたくさんのステキな人たちとの出会いがあった。 
講師の皆さんは、びっくりするぐらい知識が豊富で頭がキレるのに
全くそれをおくびにも出さない謙虚で素朴な人ばかりだった。
ゴジゲンの公演にも度々足を運んでくださったりで、
感謝してもしたりないぐらいだ。
いやほんと、こんな恵まれた環境で仕事したことは一度だにないよ...。

ところで、
読者の方は速読と聞いてどんな印象をもたれただろうか?
最近ではビジネスシーンで、書店に行けば専門書も普通に見かけたりで
一般的になってきたほうではあるが、得体の知れないものとして認識されてる方は多いだろう。
そう、とかく速読は人に誤解されやすい。

「魔法」みたいなものだと思われてる方も少なくないはず。
先に言っておくと速読は断じて魔法ではない。
これをマスターすれば直ぐ様30分で文庫一冊読み終えます
なんて生易しいものではない。

アナログなのだ。

一朝一夕で習得できるなんてことはまずない。(少なくともうちはそうだ)

地道も地道。
時間をかけて徐々に徐々に成長していく。
例えるならばこれは己の頭脳を酷使し自分の限界に挑戦するスポーツのようなものだ。
中でも陸上競技に近い。
だからってきついトレーニングかというとそうではなく、
ゲーム要素が多く、普通に楽しいのだ。
自分の記録が目に見えて良くなっていく様も爽快だ。
真面目に受講していけば少しずつでも間違いなくスピードは上がる。
ためしてガッテン」でも取り上げられたスクールなのだが、
番組でも実証済みである。

最後にこの4年間速読に携わった者として言えることは、
速読を習得したことによって生まれた余剰時間は好きなことに費やすべし!
決してもう一冊読もうなどとストイックなことはしないで欲しい。
ストイックなことはストイックが好きな奴らにまかせておけばいい。
コーヒーを一杯飲むでもよし、恋人との二人の時間を増やすでもよし、
子供と遊ぶ、連絡を取ってなかった親に電話してみるなどなど
ゆったりとした時間を過ごしてもらえればステキでございます。
自分の人生を豊かにする手段として、道具として速読が役立てば最高でございます

クリエイト速読スクール
http://www.cre-sokudoku.co.jp/





    「謙虚で素朴な人ばかりとは、買いかぶりというもの。こちらからみると、みんな激辛審美眼の持ち主ばかりです

 「陸上競技に近い」とは、目次さんはたしか、中高と陸上部に所属し、陸上の格闘技といわれる800・1500の中距離を走っていたはず。
 


  縁が切れたひとに、このように親愛の情をもって語られるというのが、これほど嬉しいものとは知りませんでした。

 何よりなのは、縁が切れたとこちらが思っていたのに(少なくともうちはそうだ)と、うちという仲間意識を持ってくれていたことです。

 また、目次さんらしいというか、独立独歩、自分の足で疾走していると感じさせるのは、速読を自己啓発のためなどという曖昧なものでなく、ストレートに人生を豊かにする手段として、道具としてと明言しているところです。


 役者稼業など、まさに陰影豊かな「アナログ」。

 しかし、彼がこのような↑姿勢で生きていくとすれば、間違いなく大成するはずです。

 パッと見、ひとを惹きつける引力があるというのは、天与のものでありますから。     

 



 


          
 ※クリエイト速読スクールHP   

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
目次さん。 (古い生徒3。)
2011-05-25 23:50:31
 あ、どうも。こんばんは。目次さんのレッスンを
受けたことはありますが、直接話したことは
ありません。残念です。

 この記事を読んで安心しました。嬉しく
思いました。(偉そうなことを言える立場では
ありませんが……。)

 やっぱりクリエイトは「人」ですね。自分は
人生修行、まだまだです。

 今夜はこのへんで。おやすみなさい。
 
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