にじになったさかな

　きょう1時からのレッスンに、永井郁子さんという生徒さんが受講していました。

　クリエイト速読スクール公式ブログに、生徒さんが実名でというは珍しいのかもしれません。

　しかし、永井さんは、すでにその世界では著名な方でクリエイトの　サイトにもリンクがはられている人なので、実名登場とあいなった次第です。

 

　今月の初めから、

　「また３カ月、週１回ペースで通わせていただきまーす」

　と、はるばる静岡県から毎週上京してきています。

　「アイデアが煮詰まってくるとここに来てリフレッシュするんです」という感じだそうで、もう20年近くポツポツと通っています。スポーツ・ジムに何度も再入会するように、入会されています。

　なんたってクリエイトに初めて入会したのは、1989年3月ですから。

　短期セミナー流行りの最近の風潮からすると、なんと気が長いことをしているんでしょう、と思います。でも、そういう考え方が作品に結晶していくんだろうなとも思えます。

 

　2時半のレッスン終了後、事務室の入り口に顔を出し、何か話がある様子でした。ただ、こちらは電話中で手を放せなかったのでお疲れさまの挨拶だけでした。

　永井さんがこの本を置いていきました、と、スタッフが。

　手許には、永井さんが「絵」を担当した新しい本が。

　『にじになったさかな』という本でした。

　ストーリーは、花咲か爺さん系だからかスラスラ入っていきます。　ただ、クライマックスで魚たちが虹になって渡っていくというシーンは　永井さんだからこそ、という圧巻のビジョンになっていました。

 

　いただく本を目にしていつも感じることですが、永井さんの絵には、子供たちが間違いなく喜ぶ、圧倒的な色彩感覚があります。　真

 

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