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どれが中高生の要約なのかは

  第84期文演(23/10/14~24/1/13)アンケートです。

   きょうは、20代半ば男子Rさんです。

   2023-10-16
コンフォートゾーンを打ち破っていきたい」のRさんです。




       
Rさんの文演アンケート




 
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
 
A.1  ・自分の文章を良くするきっかけを掴みたかったから。大学院生時代は独学で文章術の本を読んで良い文章を書こうと努力をしていた。けれど、仕上がった論文を見たらしっくりこない文章になっていた。その論文をどのように直したら良いのか自分ではわからなかった。人から指摘を受けるレベルの文章でもなかったため、何かダメなとこがあるのではないかとの思いはありつつ、人からは何も言ってもらえないまま不完全燃焼で終わってしまった。

   就職してからは業務で資料作成の機会が多く、文章で考えを伝える能力が重要だなと感じながらも、自分の文章がどうしても好きになれなかった。文演受講アンケートを読んだときに、要約ならこれまで散々やってきたから受けなくて良いかなとの思いはありながらも、ユウさん「今すぐ説き伏せてやろう」という熱い言葉に触れてそこまで言うのなら受けてみようと思って受講した。



  Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
  A.2 
わかる人からすれば文章の良し悪しは相当はっきりしてしまうものなのだということがわかった。これまでは文章構成に多少気を使って文章を読むにとどまっていて、一文一文の良し悪しに気を使ったことなどなかった。初回で教わったような文章の基本的なルールを意識したことも当然なかった。前半の回で扱った文章も、予習段階では特に悪いところがない文章だと思っていて、松田さんや他の受講生の方のご指摘を聞いてはじめて、なるほど確かに悪い文章だと気づく有様だった。

   今の段階でも会社で読む悪い文章に関しては、どこが悪いのかは少しずつわかるようになってきた。良い文章のどこが良い文章なのかについての判断能力は今のところおぼつかないが、いただいた資料を読み返すなどして身につけていきたい。




 
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
  A.3-1 「授業前」
エッセイ形式の文章を長めの字数で要約せよという条件だと、要約も思ったほど簡単ではないなと思った。1回作った要約を1週間寝かせて、もう一度はじめから要約を作ったら及第点くらいだと思える要約はできた。ただ、自分の文章にまとわりつくなんとも言えない違和感は依然としてそこに残っていた。

   年始に教わったことを何か一つでも実践したく、要約を作り直した。前回提出分よりも個人的には好きな要約だけれど、まだ何かやるべきことが残っている要約だという印象だった。特に、某キーワードをうまく使えて要約が良くなったぞと高揚感に溢れていた。


 
A.3-2  「授業後」 大げさに言うと、要約はこれまでの人生を表すものだと実感した。私は人から良いと言われた自分のアウトプットに対してどこが良いのかが良くわからず、自信がないなあとずっと思ってきた。これが要約に対する態度にも出ていて、松田さんからこれで良いと言われたものを自分で吟味しきらずに新しい要約を書いた。その結果、初回提出分でよかったポイントが失われていた。

   けれど、逆にここからがスタート地点として自分の能力を高めていけるヒントをいただけた最終回だった。他の受講生の方が書かれた要約の良いところを松田さんが指摘してくださるおかげで、なるほどこの視点をこれから取り入れていけば良いのかという発見がいくつもあった。一つの文章にレベルも意欲も高い受講生全員で挑んだからこそ得られる貴重なものだった。企業や大学院だと、このレベル感の受講生を集めるのはとても難しいだろうことを思うと受けて本当に良かった。



  Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
  A.4 ・文章に悩んだことがある人ならば受けて損をすることはない講座だなと強く感じた。体系的カリキュラムによって文章の書き方がわかる講座は大変勉強になった。これまで、文章術に関する本を読み断片的なテクニックは身につけてきたつもりだったが、納得する文章を書くことはなかなかできなかった。文演では基礎の基礎からはじめて、要約課題を通して基礎の基礎に対する意識づけを促してくれるので、今後の文章上達への羅針盤のようなものを手に入れることができた。

   長年の暗中模索状態からようやく抜け出せることができてとても嬉しい。あのレベル感とやる気を両立している受講生のなかで文章を習えるのはとても良い経験だった。中高生の皆さんも自分が同年代だったときを思えば大変優秀で、どれが中高生の要約なのかは最終回が始まるまで全くわからなかった。
   クリエイトを紹介してくれたKさんには感謝しかありません。


 Rさんの要約は、最初の提出のほうがポイントが満遍なく取られていました。

 こちらの体調不良で提出期限が年末までとなり、再提出にチャレンジ。

 「某キーワードをうまく使えて要約が良くなったぞと高揚感に溢れていた」が、真芯を捉えていましたから2回目のほうがずっといいです(通常は「高揚感に溢れていた」が、ズレたりするものですが、そこが「真芯」でした

 速読トレもちょうど50回。

 ロジカルD-3・スピボ6×6・イメ記45秒/45秒・倍速読書『熱源18,200字/分・A-です。

 「10回ごとアンケート」も書きたいことを書いて、よき情報を共有していけたらと思いますたしかお願いしていることが


 アンケートにユウさんが登場しています。ちょっとだけユウさんについて。

 ユウさんになぜクリエイトをお願いしたかと言いますと、こちらが何かアクションを起こす前に弟さん妹さんばかりでなく、さまざまなツテを活かしてクリエイトにいろんな方達を体験レッスンに誘ってくれたためです。ユウさんが入会して半年の2022年だけで、11人が入会しています。スコアやコメントをみれば、人となりや能力の高さはわかります。そればかりではない、クリエイトへの熱が並外れていたためです。

 Rさんには「「今すぐ説き伏せてやろう」という熱い言葉」として伝わったようです。



 「中高生の皆さんも自分が同年代だったときを思えば大変優秀で、どれが中高生の要約なのかは最終回が始まるまで全くわからなかった」は、毎期毎期です。彼らは中途半端な物知りになっていないため、スルスル吸収してくれます。理想は、アラサー女子Hさんとのような長いつきあいができたらいいのですが(受講94回、24/1/21)。 

 第85期文演にも、すでに4名の10代が申し込んでいます。

 きっとまた「どれが中高生の要約なのか」となるはずです。 
 

   




         ※クリエイト速読スクールHP  

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