きのう、第86期文演が終了しました。
最終回は、18名中15名の出席でした。
欠席3名中、女子2名は当日夕方に電話がありました。扁桃腺炎と発熱ということでした。
本人にも、こちらにも残念至極です(男子1は、5回目から「仕事が立て込んで……」と)。
第86期は、男性7名・女性11名、10代4名・20代1名・30代8名・40代3名・50代2名という内訳です。
受講回数が残っている生徒さんは、これからこそ、ひたむきに速読に通ってみてほしいです。
また、お土産のぼんご大塚店のおにぎりは、いかがでしたでしょうか
3個セットで初の鮭おにぎり。本格的焼き鮭の味はいかがでしたでしょうか。
ただいま、11月30日(土)~の第87期文演受講生を募集中です。
パス制度もありますから、読解について学んでみたい生徒さんは気楽に受けてください。
最近の文演アンケートでは、Hさんの2024-06-01「750字という制約は文章を粒度細かくまとめるには足りず、荒くまとめるには多いと感じた」がオススメです。
受講を希望される生徒さんは申込書に受講料を添えて、受付にお申し込みください。
「文演は、受講者全員と片手で握手して安全地帯であること、信頼できる場所であることを確認しつつ、もう一方の手を用い、知的日本刀で斬りにいく、実践道場みたいな場所でした」
上記、Kさんのことばは、授業の中身を端的にあらわしてくれています
バトルをしてみたいという方ではなく、自分には何が足りないのかを知りたいという方に向いています。 真
【オミヤゲ】
きのうの午後、受講中の小6Kさんから、「文演感想 最終回前」というタイトルのメールが届きました。
メールはベタ打ちで改行がありませんでした。段落改行をするとともに、「!」 の後に1字空白を入れてみました。
きのうまでの文演受講生には、本人の了解を得て出席者全員に「オミヤゲ」として渡しました。何かの参考にという思いもありますが、初めてのことなので記念(?)としてブログに載せます(Kさんは片道3時間。英語教育校です)。Kさんは、このメールをベースにして、きのうの最終回感想を入れて、Q.1~Q.4に答えてみてくださいね。
「文演感想 最終回前」 K
要約は元の文があるし、簡単だろ! すぐおわる、と思っていた。 文演は、書き方、作法を教える教室だと聞いたから、ゼロから作るよりは楽だろうと考えていた。
でも、要約を「きちんと」実行するのは楽ではなかった。そもそも何をどうすれば「きちんと」文を書けるか教わったことがなかった。英語はともかく、ふだん使ってる日本語はすでにきちんと読み書きできているつもりだった。甘かった。
話に聞いていたが、文演は子ども向けでなく、大人向けだった。速読教室以上だった。 当然、課題の文章には、分からない言葉が多くあった。 でも、松田さんの話は、小学生のわたしにもとてもわかりやすかった。 覚えているのは「(ごく短い)要旨は誰でもまとめられるが、(相応の分量の)要約をきちんとできる人はそういない」とのことで、実際、そうだと思った。
数時間かけて作った要約には、赤線が沢山入っていた。ここにもっと大事なことがあるのではないか、と指摘もいただいた。 授業の話はわかりやすかったが、自分で実際にするのは簡単ではなかった。できたと思っても、できてなかった。自分では気づけなかった。
教室の最中に、ほかの人が言うのを聞いて「そこ見てたのにー」と思うこともたびたびあった。今後の人生、分かったことがあれば、すぐ発言するようにしたい。
また、○○です。でした。の丁寧語ではなく、だ、である。の言い切り形を使うのは、今までしたことがなかった。最初、逃げられない感じがして怖かったが、すぐなれて気持ち良くなった。元の文を短く切って言い切りにすると、スッキリするということがわかった。
いま中2の姉は小学校6年の冬に文演を受けた。その数年前には父が受けたらしい。姉もわたしも、父の勧めでクリエイトに来た。
いま小3の妹も、もう少しすれば、速読、そして文演も受けるのだろう。いま、妹は本をあまり読んでいない。このままの状態で文演に連れてこられたら、ぜったい無理だと思う。
わたしは、もともと読むのは好きで、速読でさらに慣れた。文演は、遠くて、夜遅くて眠くなったし、難しい言葉も沢山あっていろいろ大変だったけど、授業は楽しみだった。
要約課題の文章は、古い書き方ではあったけど、ものを書くうえで本当に大事そうなことがわたしにもきちんと伝わるように書かれていた。きちんと丁寧に組み立てれば、時代や相手をこえて、きちんと読もうと実行する人には伝わっていくものだと思う(素人でも専門家でも) 。
ただ単に読むのと、要約を意識して流れやキーワードを探しながら、これは削っていいな、とか考えながら読むのはかなり違う。 けっきょく、要約とか考えずふつうに読むことがこれまで以上に好きになった。読書は楽しい。
※クリエイト速読スクールHP