いつの間にか、1日で何冊も本が読めるようになっていた

　ＳＥＧ「速読による能力訓練」Ｃ3ターム（3/18～3/22）から、新中3生男子Ｂ君とＣ君についてです。

　　        ■何か知らないことというより知らないことだらけだった。視野を広く取るということとイメージ力をつけるということ。その2つを鍛えて本を読むという説明に驚いた。今まで本を読むことを意識していなかったからだ。講座内では、本を読むことだけに留まらないことを教わった気がする。5日間が過ぎるのが早かった。一生のうちに必ず何回かは、自分の限界を超えようとしなければならないときがくると思う。何度も言われた気がするが、「無理して」つまりそういうことだ。限界限界といって無理しようとしなかった自分が恥ずかしくなった。この講座はあくまで、速読による「能力訓練」だったのだなあと改めて思う。さて、この広がった視野と鍛えられたイメージ力で、次は何に挑戦しようか。―Ａ中 新中3男子―

　これから中3になる文章とは思えないほど大人びています。

　頭の回転は、大人もなかなか対抗できないほどですから、当然といえば当然です。

　　　  「Ｂ君の最終5回目の主なスコア」数字ランダム（遅刻）　漢数字一行（遅刻）たて一行ユニット（遅刻）・56　ロジカルテストＣ16/16・17/17　イメージ記憶17/40（30秒）、32/40（30秒）倍速読書8,400字/分・理解度Ａ－　
　
　以下は、Ｂ君の記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。

　①1,895字Ａ　 「久しぶりに頭つかった」
　②6,000字Ａ－ 「本、最後まで読みたかった」
　③7,000字Ａ－ 「倍速特訓ものすごかった」
　④6,300字Ａ－ 「スピードボードが面白かった」
　⑤8,400字Ａ－ 「世の中には面白い本とつまらない本があるとわかった」
 
  Ｂ君にとっての効果的トレーニングは、イメージボードとスピードボード。

　理由は、「2つとも、頭の中で集中して物を動かすという点がとても斬新で、ものすごく色々な物事に応用できそうだと感じたから」。イメージ記憶が、このタームのトップクラスなのに挙げていないところがＢ君の矜持というものです。

　2日目初めてのイメージボードは、△△○○。5日目最終回は、全問正解の◎◎◎◎。

　「遅刻」は別にサボりではありません。

 

　　          ■とても疲れた。いつの間にか、1日で何冊も本が読めるようになっていた。本ばかり読んでしまって勉強しなくなってしまった。ＳＥＧには、自分よりもっともっと本を読んできた人達がいることを知った。今後、大学受験で競う人達のレベルははるかに高いことを知った。―Ｋ中 新中3男子―
　　
　 Ｃ3タームには、久しぶりにモノが違うという男子がいました。彼を追いかけて、このタームの子たちはみな背筋を伸ばしてトレーニングに集中していました。

　Ｃ君もとても優秀な子でした。これから中3になる！？　背も高く、大学2年生ぐらいの落ち着きがありました。

　「本ばかり読んでしまって勉強しなくなってしまった」は、今後のＣ君のためには、いいことだらけというものです。そして、その本が小説というのが、Ｃ君にとって大きなことなのであります。若いときに、ハウツー本をたくさん読んでも仕方ありませんから。　

　　　　  「Ｃ君の最終5回目の主なスコア」数字ランダム35・36・35　漢数字一行三→2,970、一→2,340、九→1,350　たて一行ユニット94・64　ロジカルテストＣ9/13・8/11 イメージ記憶19/40（45秒）、30/40（30秒）倍速読書14,400字/分・理解度Ａ－　
　
　以下は、Ｃ君の記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。

　①1,638字Ａ－「すごく頭を使った感じ。耳がすごく熱くなった。あっという間に終わった」
　②4,200字Ａ－「昨日より疲れなかった。読書が一番楽しかった。本をもっと読みたかった」
　③8,400字Ａ－「イメージボードは4連続で正解したかった。明日は4連続正解を目指します」
　④5,600字Ａ－「やっとイメージボードで4連続正解できた。ロジカルＢは難しかった」
　⑤14,400字Ａ－「かなり頭が疲れた。初日と比べると、すごく数字が上がった。伸ばした」
　
　Ｃ君にとっての効果的トレーニングは、ロジカルテスト。

　理由は、「訓練の中で最も頭を使って、最も疲れたから。本番のテストでかなり活かすことができそうだから」と。

　いまのＤ2タームに、Ｃ君の同級生がいました。

　学校の成績がとてもいいとのことでした。むべなるかな、です。

　今年の新中3生は、楽しみな子がいっぱいです。　　　真





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