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学校で、作文の授業がありましたが、密度が違いました

  第57期文演12/4/14~6/23アンケートです。

 きょうは、高1生K君と高3生Mさんです。

 まずK君です。



    
K君の文演アンケート



 
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
  A.1 
今まで、あまり文章というものを書いたことがなかったので、上手な文章に数多くふれてみたいと思ったからです。


   Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
  A.2 
ただやみくもに書いているわけではなく、細かい所まで気を配っているということがわかり、大変興味深かったです。これからは、文章を書くときは意識して書くようにしたいです。


 
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
  A.3-1 「授業前」
 単純に、文章の重要な所を拾ってきてつなぎ合わせているだけで、特になにも意識せずに書いていました。

  
A.3-2 「授業後」 同じ文章をまとめるのにしても人それぞれ違った特色があり、とても興味深かったです。僕自身●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●など色々な指摘を受けましたが、勉強になる部分が多く講義を聞けてよかったです。


   Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
  A.4 
文章を読んだり書いたりするのに、たくさんの配慮がなされていると知り、とても新鮮でした。たくさんのことを教えていただいたおかげで、自分の文章の未熟な点をはっきりと把握することができました。これからは、もっとたくさんの文に触れて文章表現のスキルを学びたいと思います。今後ともご指導宜しくお願いいたします。ありがとうございました。

 K君は、中3のときクリエイトに入会しました。3日前の7月22日(日)が、受講49回目。

 昨年、文演を受講させようとお母さんから電話をいただきました。

 「片時も本を離さない子になってしまいちょっと心配です」というようなことまで相談されました。

 クリエイトにコツコツ通っていることが、K君のなかで近いうちに実を結ぶことを期待したいです。

 こういう子は大化けしますから






 次は、高校生としては、歴代最高レベルの要約を書いたMさんです。



     Mさんの文演アンケート




 Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
  A.1 
読解力が欲しかったからです。きちんと文章を読めているのか、と自身に問いかけることが多いのが悩みでした。とくに、長い間読まれつづけてきた文学作品などで思うのです。時代に淘汰されつつも生き残ったこの作品の魅力はなんなのか、と、考えつつも、なんとなく流してしまう自分に腹立たしさを感じていました。


  Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
  A.2 
文章に対する認識の甘さを痛感しました。文章って、それはそれは、奥深いものなのですね。自分がいかに文章を雑に読んでいたかも分かりました。


 
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
  A.3-1 「授業前」
 筆者はなにを伝えたいのだろう、と考え、要約していきましたが、考えていくほどに、分からなくなりました。なので途中でエイッ、と腹をくくって先に進めました。目先の要約にこだわって、全体から見たときに筆者の伝えたいことと、だいぶズレてしまったのでは、と、不安です。

 
A.3-2 「授業後」 当日、私は松田さんに泣かされるのを覚悟していました。緊張していて、なにを思ったのか、普段は買わない野菜ジュースを買って、授業中に飲んでしまうほどでした。
結局、松田さんは優しく、泣かされることはありませんでした。しかし、要約は、私が考えたあとの結果だけしか見えず、どのように、あの要約に至ったかは、私にしか分かりません。要約の思考過程を思い出すと、「もっとスマートにできなかったのか」「もしかしたら、まぐれだったのかも」と、思っています。みんなが同じ課題に取り組んだことで、他の方の表現方法の良さを見たからこそ、余計にそのように思うのかもしれません。もっと、成長したいと思いました。

 文演は、楽しかったです! ときどき、授業で使ったプリントを読み返しています。最近、学校で映画をみる機会があり、文演効果が表れました(!?)。映画での描写の仕方にとても注意深くなっていました。また、文章を読むときに、文章から、なにかを得てやろう、と、前のめりな姿勢が加わった気がします。速読は近ごろ、通えていないのですが、自分の読むスピードの遅さから、文章に飢えてきたので、なんとか通おうと思っています。最終回は、松田さんのこだわりを感じました。文演、お疲れ様でした。ありがとうございました。


  Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
  A.4 
率直に面白かったです。知らないことが、ほんとうに多かったです。学校で、作文の授業がありましたが、密度が違いました。文演では、他人の文章を批判するために、一生懸命考え、文章と向き合いました。一生懸命考えたことは、頭の残り方が違います。なにより、書き方だけではない、文章の本質を学んだ気がします。
文章を読み、書く行為は、たぶん一生、付き合っていくことになると思っています。その中で、文演を受けたか受けなかったか、というのは、大きな差になる気がします。あとは自分がこれからも、文章に対して高い意識をもって、良いものを吸収していく、が課題です。正直、今は書くというより、いろいろな文章に触れたいです。

 
 「今は書くというより、いろいろな文章に触れたい」も大正解です。

 Mさんの文章が、彼女のすべてをあらわしています。

 かつて、「この授業を中高生みんなが学んだら、どれだけ多くの物書きが出るだろうか」というアンケートを書いた大学生がいました(彼は、現在、ペンネームで文學界新人賞の最終候補まで残る書き手に成長しています。※後記:加藤秀行さん

 Mさんにも、加藤氏のような大いなる挑戦をしてもらいたいです 
 

 



  

            ※クリエイト速読スクールHP

 

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