このたび、次期代表の大役を仰せつかり、来る2023年9月1日より代表取締役社長を務める運びとなりました。
劉 智秀（ユウ ジス）と申します。
「経営の若返り」という言葉を、新聞などでよく見かけます。後継者が40代であれば「思い切った」という修飾語がつき、後継者が30代のニュースは数えるほどしかありません。また、帝国データバンクの調査によると、後継者の属性は、割合が大きいものから順に「親族→内部登用→Ｍ＆Ａの買収元→外部の第三者」となるそうです。
私は23歳の学生であり、クリエイトと出会って1年の、外部の第三者です。
松田さんから「クリエイトを引き受けてみる気はありませんか」とメッセージをいただいたのは、入会から5カ月後のことでした。
予想だにしていませんでしたが、文面を見たその瞬間から、迷いはありませんでした。一人で背負うには重く、すぐに家族会議を開いたものの、心は決まっていました。
家族ばかりでなく、教室のスタッフも、未熟な私を支えてくれています。周囲の支えがあるからこそ、私はこうして、ご挨拶の場に立つことができています。
言葉に対する信念こそが、クリエイトの核であり、後継に求められる資質ではないかと思っています。
私は、クリエイトのプログラムを、速読のための手段ではなく、言葉が内包する力そのものへのアプローチと認識しています。松田さんからのバトンを受けとり、より多くの方に言葉の力を届けることが、私の使命です。
生徒としても、講師としても、経営を担っていく者としても、私の根底にあるのは、クリエイトが大好きという気持ちです。
クリエイトを想う気持ちのほかには、何も持ちませんから、みなさんにお約束できることは二つだけです。
第一に、生徒のみなさんの学びを守ることを、何よりも優先します。
第二に、先人がクリエイトしてきた教室の歴史を、何よりも尊重します。
クリエイト速読スクールは、社会で活躍する人をさらに輩出し、この世界に欠くことができない存在となっていきます。
新代表の劉 智秀は、その中心にふさわしい人物を目指して、一所懸命に己が役割を全うします。
これからも、クリエイト速読スクールを、どうぞよろしくお願いいたします。
2023年7月1日
クリエイト速読スクール 代表 劉 智秀
