教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
今自分ができる最高のものを目指すという考え方
Aさんは、「霞が関」勤務の公務員。
年齢は30代に入ったばかりです。
体験レッスンの受講理由は、「仕事の都合上、大量の資料を読む必要があるため」。
「Aさんの体験レッスンの主なスコア10/10/3」 たてサッケイド17 数字ランダム24・18 漢数字一行四→264、三→140、一→120 たて一行ユニット40・41 スピードチェック26(1分)28(1分) ロジカルテストAタイプ18/19(3分)20/20(3分) イメージ記憶 10/40(2分)、23/40(2分) 初速1,059字/分
「主なスコア」には載っていないですが、「体験」でのかなひろいは70/70(2分)でした。かなひろいは、取りこぼしがない(分子が分母に近い)ほど、内容書きもよいという特徴があります。
60/70で上々ですから、教室でいきなりのフルマークなど、めったにお目にかかれません。
「Aさんの体験レッスンアンケート10/10/17」・頭をフル回転させることができた。
Aさんは、現在、受講66回(たぶん、あした67回。あさって68回)。
「Aさんの受講66回目の主なスコア11/6/12」よこサッケイド80 数字ランダム70・61 数字BP58ー1(2分) 漢数字一行〇→7,380、三→6,480、一→3,330 たて一行ユニット256・250 ランダムチェック144・131 ロジカルテストDタイプ21/27(3分)22/30(3分) イメージ記憶15/40(1分)、30/40(1分) イメージ読み100(30秒)倍速読書『ラッシュライフ』18,000字/分 理解度A-
なお、漢数字一行は66回時に実施していませんので、前日65回時のスコアを参考として載せておきます。
以下は、受講10回~60回までの「10回ごとアンケート」です。
「Aさんの受講10回目アンケート10/11/27」
マイナス・土・日曜日しか来ることができないため、5日間のブランクがあることになる。平日でも、家で何かトレーニングした方がよいのか。
プラス・書類等の細かいミスがなくなってきた。・様々な分野の本を読もうという気持ちになってきた。今まではビジネス書や実用書、専門書ばかりだったので。・日常生活の色々な場面で、速読の訓練で学んだことを活かそうという意識が出てきた。
「Aさんの受講20回目アンケート10/12/26」
マイナス・まだまだ自分を甘やかしているのではないかと感じることがある。もっともっと負荷をかけても大丈夫ではないか。
プラス・書類の中で、細かいところまで目が行き届くようになった。・色々な本を読むようになった。
「Aさんの受講30回目アンケート11/2/6」
マイナス・イメージ読みの書き取りの際には、同じ単語を複数回書いても差し支えないのか?
プラス・クリエイトに通うようになって、強く感じていることは、「いかに自分と闘うか」ということです。ともすると我々は、人と比べることばかりに気を取られてしまい、自分の記録や限界に挑むことを忘れてしまっているのではないかと思います。しかし、記録カードをつけていると、前回の自分を超えることができたか、ということを一番に考えるようになり、さらに高みを目指していこうという気持ちになる。そして、周囲によりレベルの高い人がいれば、その人に追いつこう、追い抜こうと毎回考えるようになった。・自分自身の限界にどう挑戦していくか。そして、速読力をはじめとする、その他様々な力を伸ばした先に、何を求めていくのか。人生で手に入れたいものや身につけたい力をより具体的に考えていくようにしたい。
「Aさんの受講40回目アンケート11/3/19」
マイナス・イメージ記憶がなかなか伸びないが、1つでも多くできるようにやっていきたい。かなひろい30秒になってからなかなか伸びない。
プラス・必要な情報や相手の発言の意図していることなどを頭の中でうまく整理できるようになった。地図を描くように考えていけば、整理しやすくなる。これはロジカルテストの成果だと思う。・情報を受け取ることは上達したと思うので、今後は発信することを念頭において、より精度を上げていきたい。
「Aさんの受講50回目アンケート11/4/18」
マイナス・特にありません。
プラス・飽きっぽい性格で続くだろうか思っていましたが、50回という1つの節目を無事迎えることができたことに、ただただ感謝です。・クリエイトに通うようになってからは、いつも「自分の限界に挑戦する」ことを目標に頑張ってきました。単純な、人との比較ではなく、よい意味での競争、切磋琢磨が行われている環境に身を置くことができるからこそ身につけることができた姿勢だと思います。・自分自身に負荷をかけ、今自分ができる最高のものを目指すという考え方が普段の生活や仕事にも少しずつ現れているように感じています。さらなる高みを目指して、もっともっと能力に磨きをかけていきたいです。
「Aさんの受講60回目アンケート11/5/21」
マイナス・①1つひとつのトレーニングについて、自分自身の限界に挑む、限界を超えるつもりでやらなければ、壁を突破できないのだが、ここ最近はまだまだ余力を残して、力をセーブしながらやっているような気がしてならない。・②「①」と関連して、100%集中してトレーニングに臨めていないと感じる。
プラス・実用書を読む際には、明らかに効果を実感できるようになった。・文学においても効果を感じられるように努力していきたい。
63/63(1分30秒)・80/80(1分15秒)・60/60(1分15秒)・68/68(1分15秒)・60/60(1分15秒)・55/56(1分)・70/70(1分)・59/59(45秒)・55/60(45秒)・58/58(45秒)・51/51(45秒)・74/75(45秒)・74/78(45秒)・58/59(45秒)・61/71(45秒)←横組み・64/64(45秒)・53/76(30秒)
「体験」以降、Aさんが「30秒」にたどりつくまでのかなひろい全スコアです。
16回中、「体験」を入れれば17回中11回が満点です。
Aさんは、このブログのヘビーリーダー。
自己流に陥らず、過去&現在のよくできるひとたちのコメントやスコアを熟読しながら、スコアアップを目指してきています(速読の練習にもなり、能力アップへの「最短距離」のはずなんですが)。しかし、「まだまだ余力を残して」い、「100%集中してトレーニングに臨めていない」とのこと。
Aさんはどこまで、自身の可能性の限界を拡張してくれるのでしょうか。
楽しみです- 真
その後のAさん関連記事
・2011-08-17「これ以上考えたことはないというくらいに頭を使った」
・2011-11-05「今の私の中にあるものは、達成感や満足感ではなく、向上心やハングリー精神です」
・2011-11-06「たくさんの専門書に目を通している。改めて、読むことに抵抗感がなくなった」
・文字数の関係で、Aさん関連記事は、こちらに(2011-11-06)移動します。
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霞ヶ関勤務の公務員のAさん、志の高さがとんでもないですね。このような人がたくさんいるなら、この国も大丈夫なような気がします。
それにしても、かなひろいで、30秒で53個にマルをつけるなんて。何も読まないでマルを書くことさえ大変なことでしょうに。
そういうわけで、感心するやら呆れるやら、という話でした。
ではまた。
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