教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
雰囲気が良かったので受講しやすかった
第54期文演(11/1/29~4/23)アンケートです。
Mさんは、元SEG生。
会社を休職し、受験勉強を始めています。
Mさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 小論文入試(国立大学医学部)対策のため。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 「文演」受講前は、本や文章は自分で読んで理解するだけと思っていたが、受講後は、文章全体を見通し、構造を理解し、筆者の視点や主張を考えるようになった。なにより、文章への印象が「言葉の列」→「筆者の試行錯誤の結晶」へ変化した。そのため、大好きな本がより一層好きになったし、著者自身にも興味を持つようになった。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1 「授業前」 要約は、要約の対象文章を読み込み、どこが重要か、何が言いたいのか「自分の頭」で整理して、なるべく本文の文章を引用し、まとめあげることだと思っていた。
A.3-2 「授業後」 授業後は、なるべく「自分の頭」で読むのだけれども、そこには自分の意見や思いを介在させず、あくまで筆者が書いている、言おうとしていることを、客観的に判断・再構成すべきものであることを知った。今後は冷静な読み込み、客観的な目線を養わなければならないと感じた。受講している他の人の文章はとても参考になったし、十人十色で面白かった。そして文章は自分のために書くのではなく、大勢の人たちに読んでもらう、わかってもらうために書く大切さと難しさを肌で感じることが出来た。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 受講当初の第1回目の授業はまだ手探りであったが、受講回数を重ねるたびに、内容が濃くなっていくことを感じた。各回は独立したテーマに沿っているものの、第1回目から第8回目まで通して受講することにより、全体がつながっていたことを実感した。特に第7回目、第8回目は授業が楽しみで仕方なかった。授業を通して、17人それぞれの文章に対する受け止め方や視点を肉声で知ることができ、貴重な経験となった。沢山の人の視点を知ることはとても楽しかったと同時に、自分の文章の読み込みや、表現の甘さを自覚し非常に悔しい思いもした。
文演を受ける前と受けた後の文章に対する印象が180度変わったと言ってもよい。これからは、この経験を活かし、さらに精読力、文章表現力を磨いていきたい。非常に良い刺激を受けた。
最後に。受講するにあたってクラスの皆さんが真面目に取り組み、その中でも笑いもあり、雰囲気が良かったので受講しやすかった。皆様、ありがとうございました。
以上です。約3か月間、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。引き続き速読頑張ります。
Mさんの宿題は、実際はよくできたものでした。
このアンケートも、求められている質問を逸脱しない内容になっています。まだ若いのに、メンバーに対してまで配慮がいきとどいています。
だからといって如才ないわけではなく、話していると人間くささがあります。いいドクターになるんだろうなーと感じさせてくれるひとです。
頑張れ 真
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