山練後におくだくんへ防水財布を見せに行った話

朝起きたら、ゆうパックが届いていた。

昨日は色々と考え事をしていたので、気づけなかったみたいだ。

早速開封。

待ちに待った防水財布が届きました！

これまで使っていたもの（写真の下）は、大分使い込んだ影響か、ボロボロになってしまっていたので、中身を移して、早速本日の練習で活用。

練習日に合わせて届くとは、なんて運が良いんだ！と、朝からテンションが上がりました。練習後、おくだくんの自転車修理をやる予定だったので、財布を自慢しようと思って、そそくさと準備をして、背中ポケットにNew防水財布を入れて、いざ、練習へ。

久しぶりにMTBに跨がり、走り出してメーターを見ると、スピードセンサー、心拍センサー、ケイデンスと全て電池切れで、時計しか表示されていなかった。。。浮かれすぎて、出発前にちゃんと確認していなかった。

仕方無い。今日は何も見ないで、純粋に走ることを楽しもう、と気持ちを新たに。

山へ行くのは1.5ヶ月振りになってしまったな。平坦練に飽きてしまって、今日は絶対山へ行こうと決めていたのだ。

今のコンディションでは、登るのは厳しいだろうなと思っていたけれど、朝日峠を登り始めてみると、そんなにきつくない。ペースもいいペースを刻めて、途中掃除しているおじさんに挨拶する余裕も出来た。

サクサク登って、いやしの里へ向かい分岐へ行き、山道を下る。

雪入集落を通過して、青木葉峠へつながる峠へ

ここでもぐいぐい踏める感覚があったので、麓から比較的良いペースで登る事が出来た。こんなに良いペースを刻めるのは、本当に珍しい。

腹筋ローラー効果なのか、上体が安定するので、足に力が入りやすいような感覚も無きにしもあらず。

途中にある、金命水の湧き水を、久しぶりに飲んでみようと企んでみたものの、今日に限って、大行列となっていました。

その上にある銀命水は、インフラが壊れたままで、給水できなかった。今日はボトル一本だけだったけれど、気温の低さに助けられ、まだまだ余裕があったので、パスしても大丈夫だった。

しかし、登り続けていると、日差しの暖かさに気づき始め、超冬装備+ぽっちゃり(コブタ)の私とっては、これが暑さに変わってしまって、頂上へ着く頃にはヘロヘロになってしまった。

息も絶え絶えで頂上に着くと、これから私が行こうと思っている山から、美女が一人で降りてきた直後だった。

始め、幻覚を見ているのかと思った。

普段は、お年を召した方々が多いハイキングコース。

あんなにきれいな子が、一人でハイキングをするのか？と。笑顔が素敵な人でした。

普段のコンディションであれば、元気に挨拶するところ、昨今の不摂生でポッチャリになった私は、あろうことかこのチャンスにヘロヘロな状態で、息も絶え絶え。。。

あぁすみません、私そっちに行きたいんです。。。

そう絞り出すので精一杯でした。

・・・

・・・

かーっ！情けない！

orz

すれ違う時も、いい匂いだったなぁ。。。こっちは汗くさいけどさ。。。

何者かに騙されているのだろうかと思いつつ、後ろ髪無いけど、後ろ髪引かれる思いで、目の前の急勾配の登りが始まるトレイルに集中しようと気持ちを切り替えた。

トルクが必要なトレイルのシングルトラック登りを、ぐいぐいと踏めたのは、きっと...

昨晩、寝れずにふと点けたテレビで、売れている芸人は、1,2のチャンスをものに出来た人たちだと、売れない芸人が言っていた。。あぁ、俺もそっちかぁと悲嘆に暮れそうになったものの、そっちになってたまるかー！いや、俺そもそも、もう良い歳したおっさんじゃーん、あの娘をどうこう出来る可能性自体、無いわー！　遠いなぁ、ダンディー！！どうすれば成れるんだ、ダンディー！！！

とやけになって、その後のトレイルもグイグイ走れました。

日がほとんど当たらない、暗いジープロードを、うぉーっ！！と踏んで

たどり着いたパラグラ広場では酸欠で、しばしぼーっとしていました。

その後は、気を取り直し、思っていた以上に足パンになりつつあるなか、筑波スカイラインを、黙々と走り、不動峠への下りへとたどり着くと。。。

知らなかった。。。

不動峠通行止めだなんて。。。

迂回路として示されていたのは、筑波山神社方面の道。

そっちまで行く足がもう無いなぁ。。。

そう考えた私は、今日は平日だし、大丈夫だろうと思い、来た道を引き返し、宝篋山へ続く林道へ向かうことにした。

ガレた山道を登っていき、気温も上がってきてヘトヘト。お腹も空き始めて来たので、補給食をこまめにとって、宝篋山の頂上へは行かず、いつもハイキングで使っている、登山道を下ることにした。

途中、5組くらいの登山者とすれ違ったものの、さすが平日。登山者が少なく、何とか下りきる事が出来ました。

久しぶりのトレイルの下りで、うまく乗車したまま下れるか心配だったけれど、重心移動を思い出しつつしっかりやったら、ほとんど足を着かずに下れたのは良かった。普段のバランスボールトレーニングも奏功して、多少のギャップに対しては、うまく処理できて、落ち葉で覆われて木の根が見えなかった事も幸いして、良い感じで下れたのは嬉しかった。

何とか下りきったものの、腕が振動でパンパンになってしまったので、麓の運動公園で一休み。

ここで、おくだくんに後20-30分で着くよと連絡。追い風だし、きっと早く着いちゃうかななんと思っていたけれど。。。

意外にも横風なんだもんね。。。

そして、つくば市内を走り、久しぶりにつくば駅前を走っていたら、マンションばっかりで、警察署まで無くなっていた事に驚いた。すごいなぁ。高い建物ばっかりになっちゃったよ。

そして、ビルのテナントはガラガラで、大丈夫か？とやたらと心配になったりしていたら、結構時間掛かっちゃって、おくだくんを待たせることに。。。

無事合流できて、おいしいコーヒーをごちそうになり、自転車の整備を話ながら。

財布も無事、見せる事ができて、今日の目的は達成する事が出来ました。

そして、修理が終わって、無事にまた乗れるようになって、一安心

おくだくんは、ランニングや自転車でトレーニングを繰り返し、大分絞った模様。

私も見習わなくてはいけませんね。

御礼にコーヒー豆まで頂いてしまい、何だか申し訳ないなぁと思いつつも、後ろ髪無いけど、後ろ髪引かれる思いでその場を後にしました。

そして、ぐんぐん気温が上がってきて、足パンと疲労と暑さでグデングデンになりながら、何とか自宅へ到着。

自宅を出てから、4時間30分程、経過していました。修理の時間を引くと、走っていたのは4時間強でした。