【光る君へ】40回、一条天皇の最期の"ある演技"に話題沸騰!道長と彰子のバトルも勃発!
大河ドラマ「光る君へ」は一条天皇の最後を描くシーンが話題を呼んでいます。特に一条天皇の辞世の句。
露の身の風の宿りに君を置きて塵を出ぬることをこそ思え。(露のようにはかない命の私であるが露の身が宿る仮のこの世に貴方を残し、一人 塵にまみれたこの世から出立してしまうことを思う。」いろいろとこの歌の解釈がありますが、着目すべきは行成の解釈です。行成はこの辞世の句を亡き定子に宛てたものと捉えています。行成の「御志、皇后定子に寄するに在り」に沿ってこの歌を口語訳すると「露のように儚い命の私であるが成仏できない貴方を風の過ぎるような仮の世に遺したまま一人塵にまみれた世から浄土へと出立してしまうことが悲しい」といった感じになるでしょうか。今回のドラマでも道長と一条天皇の間で苦悩する行成の様子が描かれていました。ドラマのラスト近くに一条天皇が彰子や道長、行成などのいる場場で「塵の身の」辞世の句を告げていました。とつとつとした小さな声でしたのでなかなか聞き取れませんでしたが、塩野瑛久さんの迫真の演技には見てる私も涙、涙があふれて感動のシーンでした。ネットでも大変な反響で塩野さんの素晴らしい演技に称賛の声多数寄せられていました。