ダイワコーポレイション株式会社(リサイクルショップ ハローズ/家具のダイワ)社長のひとりごと

仕事の事、趣味の事、子供の事etc昭和40年生まれのおやじのブログ

2年前に亡くなった友の30年前の声

2007-10-07 13:23:43 | バスケ・野球
 2年前の夏、不慮の事故で友人が亡くなりました。中学校2、3年同じクラスでバスケ部も一緒でした。それ以外の価値観も共有できるヤツだったので、とても仲良かった。高校は別々で、その後お互い鶴岡を離れたので、なかなか会う機会はありませんでした。7年位前、あるスーパーで大柄の男がこっちを見ながらニコニコしている。あの人なつっこい笑顔、ヤツだった。奥さんと子供を連れて鶴岡に戻ってきたという事でした。それからもウチの店に来てもらったり、話を交わす事はあったのですが、彼が亡くなる1月程前に、突然我が子がバスケを始めたいと言うので、指導者である彼に相談した。『俺に任せろ』と言う事で同学年の子より、1年数ヶ月遅れる中途入団でしたが、心配なく通わせられました。また急に仲良くなり、一緒に酒を飲みに行ったりもしました。その矢先での事故死でした。彼の当時5年の子はバスケの才能に恵まれた素晴らしい選手です。わずか11歳にして父を亡くすというどん底の中、これから父の遺体と対面しなければならないという大変な精神状態でも、私の姿を見つけると車から飛んで出て、涙ながらも大きな声で『こんばんは』と言われました。スポーツを通じて、これ程礼儀正しくなるのか?と驚きながらも『この子が社会に出るまで、出来る限りの事をしなくては』とも思いました。昨日は日命日でしたので、お伺いしてきました。夏の小学校のタイムカプセルに入っていたテープを、やはりバスケ部だったJ君にCDに焼いてもらったものを持っていきました。彼がどんな事を吹き込んだのかは、昨夜初めて聞きました。やはりバスケの事を語ると、最後は『30年後に会いましょう』と締めくくられていました。切ない気持ちになりました。
 画像のTシャツは、今年の全中バスケと秋田国体のバスケのノベルティーです。もちろんウチの長男の物ですが、運良くゲットさせていただきました。Y氏、K氏ありがとうございました。

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