好きなミュージシャンのルーツ

そう言えば、先日の遠藤ミチロウさんのライブ終了後、隣にいた青年とロックや映画の話を語り合いました。２０歳も年下の子と近い感覚で話ができるのも、音楽や映画というモノの素晴らしさだと思います。

その方がロックを聴きはじめたのはミッシェルガンとブランキーという事でした。聴きはじめという意味では若いと思うのですが、私も両バンドは好きだし聴きもしました。彼が今の若い方と違うなと思ったのが、ミッシェルガンがガレージロックやモッズと言われていた事で、クラッシュやキンクスに戻って聴いたという事です。クラッシュからポーグスそして今はアイリッシュフォークを聴いているという事でした。素晴らしいですね。

好きなアーティストのルーツを探っていく、という私たちの頃は、当然していた様なことは最近の方はしていない様です。かなり前ですが、Ｘ－Ｊａｐａｎが好きだという子にヘビメタの話をしたのですがダメでした。ジュディ＆マリーが好きな人に恩田快人～ＰＲＥＳＥＮＣＥの話をしてもダメなのもわかります。でも好きなアーティストのリスペクトするミュージシャンや過去のバンドを探っていく事で、もっと肌に合う音楽に出会えたりするんですよね。

遅くなりましたが、天才ギタリストアベフトシさんを偲んでお聴きしましょう