一人暮らしを振り返って/園子温監督

今、別仕事で一人暮らしをしていますが、今月いっぱいで一旦鶴岡に戻る事にしました。こちらのスタッフに経験者や部門のプロフェッショナルが多かった為に、思った以上に早く帰れる事になりました。あとは鶴岡を拠点にして週数日こちらに来る様になります。

２５年ぶりの一人暮らしは少し大変でした。唯一の楽しみが食事なのですが、一人で食べてもあまり美味しくありません。この期間にかなり食が細くなりました。仕事を終えて、食事をしてアパートに帰るのが９時。仕事量が多い時は１１時。それから風呂掃除をしながら洗濯、、、世の中に単身赴任の方は星の数ほどいると思いますが、本当に大変だと思います。単身赴任を楽しむと言う方がいますが、私には無理でした。

ただゆっくり本を読んだり、DVDを見る時間は増えました。最近知った園子温という映画監督にはまりました。↑のアナーキー日本映画史という本で興味を持って、借りて見た『愛のむきだし』という映画がとても良かった。２枚に分かれていて４時間弱でした。長い映画は苦手なのですが、あまりにもの面白さにアッという間に見終えました。この監督のタイトルはあまりレンタル屋さんに並んでいませんが、最近の『ヒミズ』も凄く良かった。両作品ともに、恋愛ものですが、ただのお涙頂戴の恋愛映画ではありません。病んでいます。狂っています。愛に飢えています。園子温はすごい。

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