パターソン/ギミーデンジャー他、最近見た映画のDVD

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冒頭から余談ですが、私もサッカーのワールドカップはテレビで観ております。ただ『あのシステムは機能してなかったなぁ～』とか言える程の知識がないので書いていません。大会前は平均年齢が高い事をファンやマスコミが揶揄すると、アモーレ永友が『素人』は反応し、そして炎上し。本田も悪い事しか言われずにと、こりゃダメかなぁと思っていましたが、本当に面白いワールカップになりました。ポーランド戦は6月28日で日本時間23:00キックオフという事です。また寝不足かぁ。

パターソンは大好きな映画監督ジム・ジャームッシュの４年振りの映画という事で、映画館で見る予定でいたが、鶴岡ではやらなかったし、新潟や山形市でも短期間で見逃してしまいました。

新作DVDで借りて見ました。ネタバレは無しで感想を言うのは非常に難しいのですが、カメラワークやカット割りの映像から言えば、依然ジム・ジャームッシュワールドです。坦々とした展開も以前のままですが、無機質で尖った様な空気感がありません。愛犬マーヴィンの存在もありホワッとした、どちらかと言えば温かみすら覚えるのです。短絡的に師匠のヴィムヴェンダースに寄った感じを受けました。今年見た洋画では１番好きな映画でした。


そのDVDの予告で知ったのがでした。なんとジム・ジャームッシュがイギー・ポップ率いるザ・ストゥージズに迫る音楽ドキュメンタリーなのです。ジャームッシュ監督はパターソン自体久し振りなのに、立て続けに封切されるとはブラインドをつかれました。当然ジムジャームッシュとイギーポップの相性は抜群で、上手く映像化されたと思いました。ロックファンとしても昔のストゥージスのライブ映像は見応えがありましたが、そっち方面に興味の無い方にはどうなんだろう？ゴダールが撮ったストーンズとは、また別のアプローチを覚えました。


1969年公開の旧作ですが、江戸川乱歩全集・恐怖奇形人間をやっと見る事ができました。カルト映画の名作と言われながら、レンタル屋さんの店頭はもちろん、ネットレンタルにも無く、今まで見る事ができませんでした。しかし近年の石井輝男監督の再評価で再販された様です。江戸川乱歩のドロドロの世界観の表現には物足りないところも多いです。宗教的な部分はシュールで、同時期のアレハンドロ・ホドロフスキーのホーリーマウンテンと被る様な気もします。チープな部分もありますが、確かにカルトな映画で、インパクトの強い作品でした。


ステーブンキング原作のダークタワーも見ました。見どころはCGとガンスリンガーのアクション少々(笑)。


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