いよいよ、トゥーランドットの初日を迎えます。
私以外の出演者の皆さんは、
トナカイでのサロンオペラを
何度も経験なさっているので、
私だけが物凄く緊張しています。
お客様との距離が、とっても近いのです・・・。
どうか、私と眼があっても、手を振らないで下さいね。
プッチーニはトゥーランドットの作曲中に、
「もし自分の病気が進行して、作曲途中で死ぬようなことがあったら、
指揮者は演奏途中で棒を置いて、
“ここまで作曲して、作曲家は亡くなりました”と、
言わなくちゃいけないだろうな~」と笑っていたそうです。
・・・その通りになってしまったのですが。
明日の演奏も、プッチーニが作曲した部分のみ。
作曲家に敬意を表して、精一杯の演奏をしたいと思います。
・・・自由席ですので、お早めにお出かけくださいね♪
では、劇場で!