東京マラソン・・・生まれて初めて、
車が全然いない、新宿の大通りを目にしました。
・・・参加した訳ではありません。
山手線から見えたのです。
そんな今日は、東アジア選手権の初戦でした。
負けませんでしたっ!
いろいろな意味で。
勇気をもらった気がします。
今まで、2位にしかなったことのない大会なので、
今回こそ、優勝して欲しいと思います。
頑張れ、日本!!!
さてさて。
今日はコロラトゥーラの練習を主にしていました。
コロラトゥーラというのは、旋律を装飾するように書かれた部分のことで、
例えば♪シ~ド~♪という旋律を装飾して、♪シドレシド~♪としたり、
♪シソレソド~♪としたり、♪シソレソドレド~♪としたり・・・
素早い動きが加われば、華やかになりますが、
それだけ、大変な技術を要するものであったりします。
しかも、必死な感じではなくて、
キレイに聞こえないといけないので・・・。
オペラの中で、コロラトゥーラの代表的な役といえば、
ルチアやジルダ、そして魔笛の夜の女王、ですが、
パミーナにも、コロラトゥーラ的な部分があるのです。
さすが、コロラトゥーラの代名詞ともいうべき夜の女王の娘、とでも言いましょうか。
コロラトゥーラの要素を持つパミーナは、
その旋律の中に、夜の女王の遺伝子を持っているのです。
・・・これが大変。
夜の女王は、暗闇を支配する女王であり、
人間の欲望や誘惑、妬み・嫉妬・憎しみ、悪い心の象徴でもあります。
しかし、影が強ければ強いほど、光が輝くのと同様に、
ザラストロの太陽の世界には、夜の女王の夜の世界が必要だったりするのです。
陰と陽。
男と女。
光と影。
二つの対峙するもののバランスによって、世界が形成されているのですね。
・・・と、いう訳で、
今日は夜の女王の遺伝子の部分を中心に練習していました(笑)。
どんなパミーナが完成するか、
楽しみにしていてくださいね♪