本日は、こちらにお邪魔~。
オペラの新国立劇場ではなくて、
“国立劇場”の方です。
ブログを読んで下さっている皆さんはご存知の
『神様』こと、日本舞踊の師の会があり、
行ってまいりました。
本当は、その先生の、
師籍50周年記念の会になるはずだったのですが、
昨年、他界されたので、
追悼の会になってしまいました・・・。
でも、やっぱり師匠は凄いな~と感心しました。
いや、何年もお稽古に通っていたわけではないので、
師匠とお呼びするのは、おこがましいのですけれども、
・・・でも、先生の凄さを感じました。
たくさんのお客様がお見えになり、
たくさんの優秀なお弟子さん達が出演され、
息子さんである若先生が、
立派に会主を務められました。
会主をなさりながら、
若先生も踊られたんですけれど、
とても素晴らしくて、勉強になりました。
歌舞伎もそうなのでしょうけれど、
ポーズを決める時、やっぱり絵になるんですよね。
シャッターチャンスというか、
見栄を切るだけではなく、
動き出しや動き終わり、
全ての動きが、シャッターチャンスになるんです。
オペラを歌っている時は、
見栄えがどうかなんてお構いなしに、
いい声を出すことしか考えていない時が多いので、
駄目だな~と反省しました。
見栄えは大事!
若先生と比べると、
お弟子さん達の中には、
まだ始めて間もないのかなと感じさせる方も
もちろん、いらっしゃったのですが、
でも、年月を重ねるにつれ、
上達していくんだろうなと感じさせるのに十分でした。
先生は、ご子息の他にも、
遺伝子を残されたんだな~と。
そして、満席のお客様の中にも、
“何か”を残されたんだな~と。
私にも、たくさんの師匠がいます。
歌の師匠、人生の師匠、日舞の師匠・・・
教わったことを、磨いていきながら、
生徒さんに、
そして誰よりもお客様に、
少しでも、お伝えできるように、頑張りたいと思いました。
そして、歌の技術ももちろんですが、
見栄えというものも、
これから、もうちょっと考えていきたいと思います!
・・・と言いつつ、
休憩中に、名物の『劇場式ソフトクリーム』を
ペロリと頂きました