昨日は、国立能楽堂にオペラを見に行ってきました!
千駄ヶ谷は二期会の“本拠地”があり、研究生として3年間通った後も、なんやかんやで行くことが多いので、馴染みの街です。 でも、能楽堂は初めてです…能を見るのは去年の秋以来ですが、国立能楽堂は…そういえば入ったことがありませんでした。
写真の門をくぐると、なんともまあ雰囲気の良い松がデーンと立っていて、車寄せのスペースを、とっても和風に演出しています。 傍のベンチではサンドイッチをかじる人の姿もあり…日本のグラインドボーンかと見紛う感じ…いえいえ、グラインドボーンはNHKの映像でしか知らないのですけどね。
いざ中へ…売店では道成寺の花子さんを始め、能楽の有名な役柄をプリントした一筆箋や、和柄の筆入れやティッシュケース、舞扇に後見の衣装、能のお面、それから…何て呼ぶのでしょうか、能楽を演奏する時の譜面台(むしろ、譜面“机”)などが売られていました。 さらに進むとホールロビーになります。絨毯なのですが、バリアフリーの設備も充実していて…何より中庭の緑が素敵です。 雰囲気を充分楽しんでホール内に…今日はオペラなんですよ~。
正確に言えば『能とオペラのコラボレーション』 演目は『ロミオとジュリエット』でした。ロミオの家は能楽の家、ジュリエットの家はオペラの家でした。伴奏はチェンバロと琴…こちらも和と洋のコラボレーションでした。
能楽の雰囲気の中に、見事にオペラが融合していて、素敵な感じでしたよ!