ヤシマ作戦、大騒ぎするのをやめました~。
節電は続けていますが、『ヤシマ作戦』という単語を使用するのを控えます。
そのアニメは好きなのですが、その中で使われている固有の単語を使用することはアニメの宣伝にもつながってしまいます。それに、都内で節電をしても東北地方に電力が送られる訳ではありません。アニメをご存知ない方に誤解を生む危険性もあります。
しかし、被災地に『他の地域も頑張っている』『応援している人がたくさんいる』ということを伝えるためにはとても良い方法だと感じました。被災地以外に出来る身近なこととしても良い方法です。こういう事態において、自分には何もできないと感じる方も多いと思いますが、身近には簡単にできることがたくさんあります。原発に問題が発生した以上、電力不足は回避できない問題でしょう。2次災害・3次災害を防ぐことも必要なはずです。
地震がありました。今、何が出来るのか。
大きなムーブメントを起こすにはスローガンが必要です。作戦の提唱者もきちんとした考えをお持ちの方だと感じましたし、著作権使用者にも単語の使用を申請して許可されたとのことで、信頼してアジテーションに参加しました。
結果として、被災地に希望の光を届けることには成功したのではないかと思います。計画停電(これこそが本来の作戦に近いかも…)も始まりましたが、政府の発表にもある通り、節電の効果も予想以上に出ているようです。そして、被害に遭われた方のために自分も何かをしていると感じることは、心にとって重要です。
ただ・・・誤解しないで頂きたいのですが、本来はこのような作戦名をつけ、その扇動に協力することは著作権の侵害などの禁止行為に当たります。演奏会の時に写真を撮ったり、録音や録画をしたり、ましてやそれをネット上に載せたり販売したり保存したり・・・それらと同じように禁止されるべき行為です。
非常事態とは言え、音楽家でありながら禁止されていると認知している行為に加担し扇動した私は糾弾されるべきと思います。
こういう時に、とりあえず行動を起こしてしまう私です・・・どうかご理解くださいね。
引き続き節電に努めながら、私に出来ることを探して行動していきます。
さかのさなえ