昨日、ツイッターのTL上に、こんなつぶやきが載りました。
「フランス男性にマダムと呼ばれて・・・微妙」
原文そのままではありませんが、そんなような内容のものです。
フランスに留学中の学生さんなのでしょうか、
あるいは旅行中なのかもしれません。
もしかしたら日本にいるのかも・・・
いずれにせよ、つぶやいた方とは面識がないので、
どのような方なのかはわかりません。
わかっているのは、たぶん女性だろうということ。
そして、マドモアゼルと呼ばれたい・・・独身女性だろうということだけ。
ツイ友さんが彼女のツイートに返信をしたために、
私のTL上に、そのつぶやきが載ったのでした。
そういえばねぇ・・・、
高校生の時にパリに行ったのですが、
マダムと呼ばれましたわ、わたくし。
別にふけていた訳ではなく、
普通にマダムと呼ばれます。
たとえばそれが学校の中で、
先生や職員にあたる年上の人が、生徒を呼び止めるなら
マドモアゼルを当然使うのだそうですが、
街中なら、AKBのメンバーでも、マダムって呼ばれるんじゃないかな。。。
あ、いかにも子供な感じの振る舞いをしている娘達は別ね。
日本でのマダムのイメージは・・・
銀座のマダムとか、世田谷マダムとか、有閑マダムとか、
妖艶で、ちょっとお金を持っていて、余裕もありそうな感じですが、
向こうではただの“ご婦人”ってイメージです。
10代だろうが20代だろうが、
自立した大人の女性だと見られたら、マダムって呼ばれるし、
まだ未熟な部分があると思われたらマドモアゼルって呼ばれます。
一つでも二つでも・・・できれば10歳くらい年下に見られたい日本人は、
マドモアゼルって呼ばれたいと思いますが、
世界的にいえば、きちんとした大人の女性とみられたいのが当たり前。
呼ぶ方も、「貴女のことを対等に見ています」という感じに
マダムと呼ぶのが当たり前。
マダムにマドモアゼルって呼びかけたら、
「私、そんなに子供に見える!?」って怒られちゃいますから。
女性の人権の歴史とも深いつながりがあるんだと思います・・・
よくわからないけど。
マドモアゼルにマダムって呼びかけたら?
「私、そんなに老けて見える!?」って怒るのは、日本人だけ。
「私はマドモアゼルです」は、
「私にはまだ伴侶がいません」という意味になります。
つまり、「口説いていい対象です」という意味。
「貴女のような素敵な女性が、マドモアゼルだなんて信じられない」
・・・などと、口説かれ始めたら、お茶くらいはしないとね。
あ。
生徒をマドモアゼル(お嬢さん)と呼ぶのは、口説きたいからではなく、
明らかに子供だと思っているので、
間違ってもお茶しないように。