さなえのうた

歌いながらあちこちに出没します♪

フリーメーソン

2020-10-15 | オペラ研究
モーツァルトは、1784年にフリーメーソンに入会しています。
28歳の時、ウィーンのロッジです。
同じ年に、ボーマルシェの戯曲『フィガロの結婚』は
パリで初演されました。

モーツァルトがフィガロを作曲したのは1786年。

魔笛のおかげで、モーツァルトが会員であったことは有名ですが、
バッハもシューベルトもブラームスもプッチーニもベートーヴェンも
フリーメーソンに入会しています。
高須院長も会員です。

フリーメーソンは、秘密結社などと噂されますが、
会員の方は「ただのサークル活動」と笑います。
市民合唱団と一緒だそうです。
連盟に加入している団体もあれば、加盟していない団体もあり、
独自の活動をしている団体もあり、
どれほどの人数が参加しているのかも把握できないので、
実態がつかめないことから秘密結社などと言われるのだそうです。

二期会会員と一緒?(笑)


ボーイスカウトやライオンズクラブなど、創設者が会員だったりするようです。
…つまり、フリーメーソンが創設した訳ではないってことですね。

成人男性で、紹介があって、入会が認められれば、
誰でも会員になれるそうです。
と言っても、評判が悪い人はダメですし、
道徳性も見られますし、生活困窮者はなれません。

余裕のある大人の男性じゃなければダメ。
余裕のある大人の男性の「サークル活動」です。




~女性はなれない~

フリーメーソンの会員に、女性はなれません。
ですが、活動はできます。私も参加しました。
会員の紹介があれば、活動できるのです。

これは、男尊女卑の考え方とは違います。
女性を排除している訳ではありません。
もっと違う考え方です。

男性と女性で一つである
または、
伴侶を得て人は完全になる
または、
二人で一つである

…そんな感じ。




~三角定規~

さて。
フリーメーソンのシンボルと言えば、
直角定規とコンパス、Gの文字で作られています。

直角定規にも、コンパスにも、Gにも、
それぞれ意味があるようです。

で。

モーツァルトがフリーメーソンであることから、
フィガロの小道具は、この直角定規だったのでは?となり、
数字的にもピッタリはまることから、
この直角定規を使う演出が見られる訳です。




~演出の効果~

さて。
フリーメーソンの直角定規または三角定規を使って、
フィガロが部屋の寸法を測っています…。

なぜ、フィガロが直角定規または三角定規を使っているのでしょう。

なぜなら、モーツァルトがフリーメーソンだからです。


…って、意味ありますかねぇ。


あるいは、
フィガロが直角定規または三角定規を使っているのを見て、
「ああ、フリーメーソンか」と思う観客は、
果たして何人いるでしょうか。


そんなことよりも、
結婚式当日を迎えた男のワクワクを表現する方が、
もっと大事で効果的だと思います。

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