いよいよ明日はカルメンの本番です!
ミカエラは、茅野で日本語で歌ったことがありますが、
原語のフランス語で歌うのは今回が初めて。
茅野では曲と曲の間を台詞で繋いでいましたが(アルコア版)
今回はレチタティーヴォで歌います(ギロー版)。
その点では違うのですが、
ミカエラという役は一緒。
初役と2回目というのは、やっぱり違うもので
今回の方が茅野の時よりも深く、ミカエラを理解出来ています。
茅野のミカエラをご覧になっていらっしゃる方には
私の成長も合わせて見ていただけると思います。
・・・な~んて書きながら
茅野の方が良かったね~なんて言われたらどうしよう!?
いえいえ、たっくさんの努力をしてきましたから、
多分その点では大丈夫でしょう。
カルメンと対をなす存在のミカエラ。
ナヴァラの青年:ホセに対峙して、グラナダの伊達男:エスカミーリョが存在するように
ロマの女:カルメンに対峙して、バスクの娘:ミカエラが存在します。
ロマの女は自由気まま。住む所も付き合う男性も変えていきます。
対するミカエラは・・・口をついて出るのは家のこと・故郷のこと・母のこと。
安定した暮らし、定住生活。
なにかと言えばお母さんの話をするので、
男性にとってみたら、煩い存在かもしれませんね。
だからフラれちゃうのかな。(笑)
きっと良妻賢母になるだろうミカエラを
必死にホセを救い出そうとするミカエラを演じてこようと思います。
明日は朝のうちは雨のようですが、
お昼過ぎにはやむみたい・・・。
肌寒い一日になりそうですが、
アツ~いオペラをお届けしたいと思います!