さなえのうた

歌いながらあちこちに出没します♪

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2016-02-11 | 日記
駅まで急いでいたのですよ。

朝、乗ろうと思っていた電車に間に合わず、
その次の、その6分後に発車する『ギリギリ間に合う』電車に乗るために、
駅までの道を急いでいました。

すると、目の前に制服姿の女の子が!
「あの~、すみません」


絶対に受験生!
たぶん、中学生!
もしかすると今日が高校受験!

・・・と確信を持ちつつ、続きを聞いてみると。。。

「○○高校は、どこですか?」



ほらー!やっぱり!
受験生ではないですか!!!




いやいや、私は急いでいるのです。
私は遅刻しそうなのです。
大変なのです。大慌てなのです。
そのギリギリの電車に乗れなかったら、遅刻確実なのです。
あなたが困っているのはわかる、わかるけど、
あなたに道案内をしていると・・・・




って・・・うーん、やっぱり無視できない。

彼女の一生がかかっているかもしれないし!!!





「○○高校!? ・・・えーっと」

えーっと、えーっと、確か、○○高校は。。。!!!


全然方向が違う!!!





駅には改札口が二つあります、
ホームの前方と、ホームの後方に。

その高校は、都心寄り。私の家は、反対側。



彼女は出る改札口を間違えているのです。



間違った改札口を出てしまうと、とてもやっかい。
回り道をしようにも、線路沿いに道などないし、
だいたい、線路は地下にあるので、
どの方角に改札口があるのかを示すのが、そもそも大変です。
試験開始に間に合わなかったら一大事。
確実性をこの場合は最優先すべきでしょう。



どうしようどうしようどうしようどうしよう。
私の頭の中で思考がフル回転します。

迷っている時間はないよね。



「とりあえず、駅まで戻りましょう」
同じ方向でもあるので、駅までとりあえず急ぎます。
駅には確か、周辺地図があったはず。



駅に戻り、周辺地図・・・と思ったら、
たまたま駅から出てきた駅員さんの姿が!
「すみません!この子、改札口を間違えちゃったみたいなんです」
「すみません、○○高校へ行きたいのですが」



心の中で駅員さんに「あとは任せた!」と告げて、
私はホームへ急ぎました。


駅員さんの機転でホームを通らせてもらえるといいな。



試験、頑張ってね。






私の方は・・・ギリギリの電車には乗れなかったのですが、
なぜか遅刻せずにすみました。


神様は見ているのね♪

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