ハロウィンの思い出

なんとなく、思い出したので。
思い出したままに。

ハロウィンで、渋谷の街は大騒ぎだった！と報道されていますが。。。
渋谷駅の前の、あの❝世界一有名な❞交差点が、大変なことになっていたみたいですね。

当日、渋谷であったはずのイベントは、急遽中止になったりしたものもあったみたいです。
騒ぎを懸念して、早々に店じまいをした店もあったとか。
渋谷で働いている友人から聞きました。

確かに、その日に電車に乗ったら、コスプレ姿の人たちがたくさんいました。
ほとんどがグループで、乗り換えの駅で別れ際に写真撮影をしていたりして、
別れて少人数になるにつれ、声のトーンもおとなしくなり、
コスプレ姿で一人電車に乗る人は、スマホの画面を見続けていたりして、
・・・ちょっと寂しい風景でした(＾◇＾)


普段は『今日のランチはこれ！』とか、『これを買った！』とか、
SNSやインスタで毎日のように報告している人たちがいますが、
そこにつけられるコメントとは違うコメントが、
ハロウィンのコスプレ写真につけられることが楽しいのかもしれませんね。

私たちがツアー先で『今日はこのご当地名物を食べた！』とか、
『名所に行ってきました！』と写真付きでアップしているのと、
感覚は同じなのかも。

ただの非日常を、渋谷駅前の交差点で楽しんでいるだけかもしれませんね。



さて。思い出したことというのは。

１０年くらい前になりますが、ハロウィンがやはり新聞沙汰になった年がありました。

その時の話です。




新聞で大々的に取り上げられた年の数年前に、外国人の友達が、
誘ってくれました。

『今日、パーティーがあるんだけれど、いかない？』

ハロウィンなので、仮装をして、山手線に乗り込むというのです。

誰でも参加OKで、条件は『仮装をして山手線に乗ること』


知らない人もたくさん来るから楽しいよ！と友人は言っていました。
駅の構内でお酒を買うことができて、つまみを買うこともできる。
下車すれば改札内にトイレもあるし、
なにより、山手線はグルグル回っているので、何周でもできるから、楽しいパーティーになるはず！
・・・と友人は言っていました。

嫌な予感がしたので、そのパーティーには参加しなかったのですが、
彼らは思い通りの楽しい時間を過ごしたようです。

そしてそのうちに、ハロウィンの日には仮装して山手線に乗ることが恒例となりました。



映像配信サイトでは、２００７年の様子がたくさん見れますが、
一部の人たちが暴徒と化し、暴挙を振るい、ものを壊し、人々に迷惑をかけ、
新聞などで大々的に報道されるようになりました。

警察が動いたのか、鉄道警察隊が動いたのかわかりませんが、
ある年に、『仮装をした人は駅の改札を通れなく』なり、
今では山手線で仮装パーティーが行われることもなくなりました。



その頃は、『今日はハロウィンだからどこにも出かけない』とか、
絶対に山手線には乗らない、とか思っていたことを覚えています。


２０１５年の今年は、以前と違って、
仮装をする日本人の割合が大幅に増えましたね。


もちろん、外国人の方もいました。。。


そして。

今も昔も変わらないと思えることがあります。
それは・・・


外国人の10代～30代と見られる男性で、
細マッチョな体形の方は、ほとんど、
ドラゴンボールの孫悟空の衣装を着ているということです。


ほんとよ。来年は注意して見てみて！