石巻

公演で、宮城県石巻市に行ってきました。
ブログで報告していませんでしたが、
今年の１月末にも訪れています。。。

その時は、見渡す限りきっちりと区画された田んぼと、
建物の少なさ、新しくて似たような家が並んでいる姿、
そして、仮設住宅の数々にショックを受けました。

ちょうど、公演をした学校の裏手も仮設住宅で、
そこから通っている生徒さんもいるということだったので、
余計にショックを受けたのですが。。。

今回見た風景は、１月に見たそれと同じ場所でしたが、
たくさんの違いがありました。

区画された田んぼには、はっきりと稲刈りをした跡があり、
建物が増え、家々には洗濯物がひらめいていました。

仮設住宅も、まだありました。


そこに暮らしている訳ではありませんが、
いまだに仮設住宅で過ごしたい気分が、わかるような気がします。
もちろん、そんなに簡単に語れるようなことではないと思いますが、
一度、全てが破壊された風景を眺めてしまうと、
また新たなものを作り上げることが、できなくなってしまうような気がするのです。
どうせまた、壊れてしまう。。。と思いたくなる気がするのです。


いや、そんなに簡単なことではないかな。。。



でも、そこにははっきりと生がありました。
生きている証が、あちこちに溢れていました。

そして、そこに音楽を届けてきました。


とにかく。
音楽というものを届けることができたことは、いつでもうれしいことです。
それが、私のものだったら、もっと嬉しい♪


帰りは仙台駅で、必ず買う『かきグラタン』をゲット♪
おいしいんだよ～。