MKママと親爺の『四季つれづれ』

古希を迎た田舎おやじがMKママ(家内)と孫とワンコで綴る気まぐれ日記。

花まつり

2016-04-09 16:19:43 | 日記

お釈迦さまの誕生日、花まつり。

昨日、4月8日はお釈迦さまの誕生日に行われる仏教行事、花まつりの日でした。
お釈迦さまのお誕生日を祝って全国の寺院で花まつりが催されています。

ひまちゃんの保育園でも花まつりのお参りをしました。

本来は灌仏会という名称で浴仏会、仏生会、龍華会などの別名もありますが
宗派を問わず使われる花まつりという名称が今ではこの行事の代名詞となっています。

お釈迦さまに甘茶をかけるは、お釈迦さまがお生まれになった時、9つの龍が現れて生まれたばかりのお釈迦さまの体に清浄の甘い水を注いで産湯としたという説話に基づいていると言います。

お寺の境内には花御堂が作られ、その中にお釈迦さまの誕生仏が安置されます。誕生仏の頭上に竹の杓で甘茶をかけてお祝いします。このように、甘茶を灌ぐ行事ですので灌仏会と言われます。
ひまちゃんもお釈迦さまに甘茶をおかけしてお祝いしました。


花まつりのお祝いにひまちゃんが甘茶飴を保育園でいただいてきました。
お釈迦さまが歩まれた七歩にちなみ七粒入。
MKママと田舎親爺にもお福分け、いただきました(窓の写真は甘茶飴)

資料:ウィキペディア

普段余り縁のない仏教行事、4月8日はお釈迦さまのお誕生をお祝いする花まつり、この機会にひまちゃんだけでなく田舎親爺も佛教大学、学生の身、テキストひろげてちょっとおさらいしました。良ければおつきあい下さい。

釈尊の誕生。
お釈迦さま(『釈尊』釈迦牟尼世尊の略称。)の誕生について。

白い雪を被ったヒマラヤの峰の南麓にタラーイと呼ばれる盆地がある。
その盆地を南北にガンジス河の支流であるローヒニー川が流れている。その川の西岸にシャーキャ族が住み、東岸にコーリア族が居住していた。
釈尊はこのシャーキャ族の一子として生まれた。
父はシュッドーダナ、母はマーヤーといい父シュッドーダナは、シャーキャ族の王位にあった。
母マーヤー夫人はお産のため故郷のコーリヤ族の国に帰る途中ルンビニーと名付けられた花園に立ち寄りそこで休憩し遊園中に釈尊を生んだと伝えている。

夫人は池に入って洗浴してから池より出て北岸(にゆくこと)20歩にして、手を挙げて樹枝にすがり、東に向かって太子を生む(『法顕伝』)

インドでは池や川で沐浴をして体を清める習慣がある。母マーヤー夫人も花園内の池で沐浴をして
その後に釈尊を生んだという。伝説によると釈尊は、誕生後直ちに四方に向かってそれぞれ七歩ずつ歩んで、「天上天下唯我独尊」と宣言されたと伝えている。
この伝説は後代の仏教徒の創作であるが、成道後に、その事実を世界に宣言されたことを誕生の出来事に置き換えて力強く表現したものといえるであろう。「即行七歩」は、シャーキャ族内で行われた誕生祭の儀礼であるとする学者もある。
抜粋:佛教大学仏教学科編 ブッダの教え

最後までおつきあい頂きありがとうございました。
コメント (13)
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