台湾映画「52Hz,I love you」のトークイベントに行きました。魏德聖導演以外にも出演者の小玉、小球、米非が登場しました。スミンは九州でライブがあるので、残念な事に欠席でした。司会の江口洋子さんによると、朝5時半頃にホテルを出発したそうです。
左から小玉、魏德聖導演、小球、米非。(一番左のノートを持っている方は通訳のサミュエル周さん、米非の後ろにいるのは同じく通訳の渋谷ゆうこさん。)
それでは、聞き取れたトーク内容を簡単に書いていきます。間違っていたらすみません。
Q:いつからこの映画の製作を考えていたのですか?
魏導:映画の公開でドイツに滞在していて、郊外のホテルに泊まっていました。でも時差の為に朝早く目が覚めてしまいました。そして朝食を食べていた時、庭に咲いている花がとても綺麗だったので、この物語を書かなくてはと思い、パソコンを引っ張り出して一字一字書いていきました。実は、チョコレート屋さんの男の子と花屋の女の子の恋愛物を昔から温めていたんです。
Q:キャストは、どうやって選ばれたのですか?
魏導:私は、音楽に詳しくありません。(バンドのボーカルを選んだのは)バンドのボーカルは、歌う以外にもファンとの掛け合いだったりなど雰囲気作りが上手いので探す事にしました。そして、友人などにどんなバンドのボーカルが良いか訊いたりして情報収集しました。You Tubeもたくさん見ました。
Q:出演のオファーを受けた時は、どうでしたか?
小玉:オファーを受けた時「まさか、ありえないよ~~~!!」と言って笑うしかなかったですね。知り合いに導演と同じ名前の魏さんがいるのでその人からだと思っていたけれど、あの大監督からだとは思わなかった。その後、「導演は音楽について分かっているのかなぁ?なんでミュージカル映画なんだろう?」と思いました。初対面の時は5分くらいで脚本を渡され、「君に決めた。」と言われました。
小球:何が何だか分からないまま事務所に連れて行かれました。そこで3~4時間話し込んでいましたが、なかなか導演が来ないので一旦バイクで家に帰りました。そしたら5分くらいして電話がかかってきて「君に決まった」と言われました。私は、てっきりテーマソングを歌うんだと思っていたし、これで私も人気が出るわ!と思いました。でも、お花屋さんの女の子を演じると知った時、なにーっ!」と反応してしまいました。
この映画の宣伝で、色んな国を旅する事ができました。そして日本にも来る事が出来ました。「導演ありがとう!」
米非:私は阿美族です。「映画に出てみないか?」と言われて、映画という言葉を聴いて即「やります!!」と返事をしました。この時点では、魏導の作品だとは分からなかったんです。オーディションの日に魏導の作品と知ったので、先住民の役で阿美族の歌を歌うのだと思いました。
それから、私たちは演技をする事が初めてなので緊張しました。魏導の作品に出演する事にとてもびっくりしました。脚本をいただいた時には、その役名の所に私の名前が書いてありました。「魏導、こんな機会を与えてくれてありがとうございます!」
Q:演技について特別なレッスンはあったのですか?
魏導:特別なレッスンは、していないですね。一般の俳優と変わらないです。誰がどの役かは、すでに決定していました。レッスン中は、それぞれを良く観察していました。
小玉:観察は6か月くらいと思っていたけれど、実際は3か月でした。
魏導:君は、そんなに観察する事はなかったよ(笑)
Q:トレーニング中に困った事は?
小球:難しかったのは、歌と身体表現でした。印象深かったのは、小玉とどうやって感情を高めていくか?でした。
Q:NGが最も多かったのは誰ですか?
米非:もちろん相手役のスミンです!バイクを運転しながら歌うのが難しかったです。現場で音を拾わなければならなかったので、20回以上NGを出しました。
魏導:NGは、彼らのせいではないんです。実際NGを出すのは、音楽プロデューサーなので。(歌が)何分のいくつテンポが速いとか遅いとか。
後の方でお話されていたのですが、7割は現場で音を収録されたそうです。
Q:林慶台さんを起用したのは何故ですか?
魏導:誰も思いつかない事をやろうと考えました。「セデック・バレ」で、彼は人を殺す役を演じました。今回は、パン屋の主人でとても優しい役柄です。また彼は、実生活では牧師なので歌も歌えます。
祝い。そして、すんごい方がお祝いに駆けつけてくれました。その人は・・・
永瀬正敏さん!!!
私たちも登場に驚いたのですが、監督はもっと驚いて「あー、びっくりしたよ!」と言ってあたふたしてました(笑)永瀬さんは、監督や出演者にたくさんのプレゼントを渡していました。小球は、「すごい感動してる。」と言って泣いてました(小球ったら、可愛い)。
永瀬さんに対して出演者は
小球:永瀬さんに会えて感動です。ハグしていいですか?(ハグされた後)満足です隣に座らせてくれてありがとうございます。
小玉:近藤監督として僕を叱って下さい。
永瀬さん:(しばらく考え込んで)「こっち来い!良く歌った!」
小玉:「ありがとうございます!!」
最後にフォトセッションをして終わりになりました。
左から小玉、魏德聖導演、小球、米非。(一番左のノートを持っている方は通訳のサミュエル周さん、米非の後ろにいるのは同じく通訳の渋谷ゆうこさん。)
それでは、聞き取れたトーク内容を簡単に書いていきます。間違っていたらすみません。
Q:いつからこの映画の製作を考えていたのですか?
魏導:映画の公開でドイツに滞在していて、郊外のホテルに泊まっていました。でも時差の為に朝早く目が覚めてしまいました。そして朝食を食べていた時、庭に咲いている花がとても綺麗だったので、この物語を書かなくてはと思い、パソコンを引っ張り出して一字一字書いていきました。実は、チョコレート屋さんの男の子と花屋の女の子の恋愛物を昔から温めていたんです。
Q:キャストは、どうやって選ばれたのですか?
魏導:私は、音楽に詳しくありません。(バンドのボーカルを選んだのは)バンドのボーカルは、歌う以外にもファンとの掛け合いだったりなど雰囲気作りが上手いので探す事にしました。そして、友人などにどんなバンドのボーカルが良いか訊いたりして情報収集しました。You Tubeもたくさん見ました。
Q:出演のオファーを受けた時は、どうでしたか?
小玉:オファーを受けた時「まさか、ありえないよ~~~!!」と言って笑うしかなかったですね。知り合いに導演と同じ名前の魏さんがいるのでその人からだと思っていたけれど、あの大監督からだとは思わなかった。その後、「導演は音楽について分かっているのかなぁ?なんでミュージカル映画なんだろう?」と思いました。初対面の時は5分くらいで脚本を渡され、「君に決めた。」と言われました。
小球:何が何だか分からないまま事務所に連れて行かれました。そこで3~4時間話し込んでいましたが、なかなか導演が来ないので一旦バイクで家に帰りました。そしたら5分くらいして電話がかかってきて「君に決まった」と言われました。私は、てっきりテーマソングを歌うんだと思っていたし、これで私も人気が出るわ!と思いました。でも、お花屋さんの女の子を演じると知った時、なにーっ!」と反応してしまいました。
この映画の宣伝で、色んな国を旅する事ができました。そして日本にも来る事が出来ました。「導演ありがとう!」
米非:私は阿美族です。「映画に出てみないか?」と言われて、映画という言葉を聴いて即「やります!!」と返事をしました。この時点では、魏導の作品だとは分からなかったんです。オーディションの日に魏導の作品と知ったので、先住民の役で阿美族の歌を歌うのだと思いました。
それから、私たちは演技をする事が初めてなので緊張しました。魏導の作品に出演する事にとてもびっくりしました。脚本をいただいた時には、その役名の所に私の名前が書いてありました。「魏導、こんな機会を与えてくれてありがとうございます!」
Q:演技について特別なレッスンはあったのですか?
魏導:特別なレッスンは、していないですね。一般の俳優と変わらないです。誰がどの役かは、すでに決定していました。レッスン中は、それぞれを良く観察していました。
小玉:観察は6か月くらいと思っていたけれど、実際は3か月でした。
魏導:君は、そんなに観察する事はなかったよ(笑)
Q:トレーニング中に困った事は?
小球:難しかったのは、歌と身体表現でした。印象深かったのは、小玉とどうやって感情を高めていくか?でした。
Q:NGが最も多かったのは誰ですか?
米非:もちろん相手役のスミンです!バイクを運転しながら歌うのが難しかったです。現場で音を拾わなければならなかったので、20回以上NGを出しました。
魏導:NGは、彼らのせいではないんです。実際NGを出すのは、音楽プロデューサーなので。(歌が)何分のいくつテンポが速いとか遅いとか。
後の方でお話されていたのですが、7割は現場で音を収録されたそうです。
Q:林慶台さんを起用したのは何故ですか?
魏導:誰も思いつかない事をやろうと考えました。「セデック・バレ」で、彼は人を殺す役を演じました。今回は、パン屋の主人でとても優しい役柄です。また彼は、実生活では牧師なので歌も歌えます。
祝い。そして、すんごい方がお祝いに駆けつけてくれました。その人は・・・
永瀬正敏さん!!!
私たちも登場に驚いたのですが、監督はもっと驚いて「あー、びっくりしたよ!」と言ってあたふたしてました(笑)永瀬さんは、監督や出演者にたくさんのプレゼントを渡していました。小球は、「すごい感動してる。」と言って泣いてました(小球ったら、可愛い)。
永瀬さんに対して出演者は
小球:永瀬さんに会えて感動です。ハグしていいですか?(ハグされた後)満足です隣に座らせてくれてありがとうございます。
小玉:近藤監督として僕を叱って下さい。
永瀬さん:(しばらく考え込んで)「こっち来い!良く歌った!」
小玉:「ありがとうございます!!」
最後にフォトセッションをして終わりになりました。