JMAX ネットより
幕末の動乱期を描いた司馬遼太郎の長編時代小説「峠」を、「雨あがる」「蜩ノ記」の小泉堯史監督のメガホン、役所広司、松たか子、田中泯、香川京子、佐々木蔵之介、
仲代達矢ら日本映画界を代表する豪華キャストの共演で映画化。徳川慶喜の大政奉還によって、260年余りにも及んだ江戸時代が終焉を迎えた。
そんな動乱の時代に、越後長岡藩牧野家家臣・河井継之助は幕府側、官軍側のどちらにも属することなく、越後長岡藩の中立と独立を目指していた。
藩の運命をかけた継之助の壮大な信念が、幕末の混沌とした日本を変えようとしていた。
「蜩ノ記」に続いて小泉監督作に主演する役所が主人公となる継之助に扮し、継之助を支え続ける妻おすがを松が演じる。
2022年製作/114分/G/日本
配給:松竹、アスミック・エース
冒頭が大政奉還シーン 東出昌大の徳川慶喜で驚き。。 久しぶりに見たな。。
新潟県長岡藩のこと 日本を二分した戊辰戦争 小川未明のお父さんもこの戦で大けがをして
体中に刀の切り傷があったそうです 田中泯さん 存在感ばっちりで出演していました もう大御所俳優ですね
以前見た 俳人 井上井月の映画も戊辰戦争で心に傷を負った役でしたよね
「大政奉還」で平安の時代が訪れると思っていたのに、新政府を樹立する薩摩・長州がね「徳川慶喜の首が必要だ」となり、「東軍(旧幕府側)」と「西軍(新政府を樹立した明治天皇側)」に二分。
「戊辰戦争」という日本最大の内戦に至るのですよね。
動乱でサムライはいなくなりますが、「サムライとは何だったのか」を象徴する人物が、河井継之助なのですね
「忠義は重んじるものの、無用な争いが起こらないように死をも恐れず誠心誠意を尽くす」今に響くものがあります。
なんとなくウクライナの戦争を思ってしまう。。
松たか子がすごく良かったです 凛としていて 所作が美しく ずっと見ていたかったなあ
原作は長編小説とのこと 映画では描き切れないのでしょうね なんとなく消化不良な感じでしたわ