基本、海外の映画は字幕で見るようにしている。
吹き替えのほうが情報は多く伝えられるそうだが、英語ではこういう言い方をするんだ、というのに気が付くことがあって楽しいからだ。
「へっちゃらだよ」というのが「piece of cake」とか「easy as pie」と言うんだというのに気が付いたときは、なんとも気分がよかった。
「Back to the future」で「Heavy」という言葉でのやり取りも、やっぱり英語も聞いとかないと面白さが半減する。
でも、今日見た「TED」はちょっと大変。
言葉数が多いのと、ギャグもアメリカのホームドラマやヒーローものの映画をよく見ておかないと分からない。
比喩で使っていた「星飛雄馬の父」という訳も、原語で何と言っていたのか聞き取れなかった。
「フラッシュ・ゴードン」で盛り上がるシーンも、ちょっとしか知らないのでなんでこんなに夢中になるの、という感じだし、スーパーマンやグリーンランタンなどのアメコミヒーローを使ったギャグも、イマイチ。
アメリカ人にはウケるんだろうけどね。
R15+なので、評判ではかなりひどい内容だ、なんて聞いていたけど、ドラッグとかスラングとかは多かったけど、「キックアス」程度で、そんなにえげつなくはない。
それに、オジサン化したTEDも、ハチャメチャではあっても意外と繊細で結構いいやつ。
映画としては、批評家の支持も70%ぐらいあるそうだが、僕的には話の展開にちょっともたつき感を感じたものの、フラッシュ・ゴードン役のサム・J・ジョーンズ、ノラ・ジョーンズなど本人登場やいろいろな映画に出ている俳優がチョイ役で出ていたりと、意外性でも楽しめた。
先週は「Looper」を見たけど、タイム・パラドックスものでそれなりに面白い。
ただ、ブルース・ウィリスの役どころが深みが無く、ちょっと残念。
陰の支配者的な存在として「レイン・メーカー」というのが出てきたけど、前にもこの呼称があって固有名称かあだ名みたいたなものかと思っていたら、「やり手」とか「トップセールスマン」みたいな意味がある言葉だというのを知ることができた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます