『欠陥!欠陥!と、言い始めたのは、TVで取り上げてから…』
昔から、「欠陥建築」は、存在しました。
しかし、その頃は、まだ、「施主」と「大工」の信頼関係が、ありましたから、
施主が、「悪い所をなおせ!」…と言えば、大工も修理したのです。
しかし、その様な、「施主」と「職人」の信頼関係が、徹底的に「破壊」される
事態が、起きて来たのです。
それは、TV番組の中で、「正義の味方を気取る人達」が、様々な家の「欠陥?」
らしき状態を見つけては、
…「あっ!これは、ひどい欠陥だ!」
「これも、建築基準法違反だ。あっちも、建築基準法違反だ!」
と、騒ぎまくる特集をやった事にあります。
…一般的に「建築の素人」は、コンクリートにちょっとヒビが入っただけでも、
「不安」になります。
それを、必要以上に、「煽り立て」「消費者を不安に貶め」、法外な調査料金
を取った挙げ句に、「施主」がやりたくもない「裁判」をさせる事が、果たして
良い事なのでしょうか?
「TV局の皆さん」は、これらの「欠陥???」箇所を、裁判した結果を、
ご存知でしょうか?
一応、「原告勝訴」です。
しかし、2000万円の損害賠償請求に対して、取れるお金は、数十万円の
場合も、少なくありません。
「裁判では、例え1円でも、賠償請求が認められたら、勝訴です!」
この事を、「正義の味方を気取る人達」は、「裁判で勝った!」と、自ら宣伝
する訳です。
「TV局の皆さん」は、「施主」の苦しみが、分かりますか?
貴方達の番組を見て、更に、苦しむ「施主」さんが増えるんです!
その事を、よく、理解してください。