欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『欠陥建築事件!』をネットや動画で騒ぐな!!

2013年05月31日 09時48分17秒 | 建築家(建築士)に用心




『ネットでは、やって良い事と、悪い事がある!』



インターネットと言うのは、誰もが自由に意見を述べられる、素晴らしいものだと

思います。



…しかし、中には「誰かを困らせる意図」をもって、利用する人がいます!




最近「自宅が欠陥建築である。」「◯◯の建てた家は欠陥だ!」…みたいなブログや

HP、動画をを見かけます。




また、ネットの中の情報では、「欠陥を公表すると、業者は信用問題なので、損害を

払って来る。」…等と書いてあるものを見かけます。




…しかし、これは、全くの大嘘です!




むしろ、結果は真逆で、「業者側から訴えられる!」事がほとんどです!




確かに、昔は、企業側が裁判による「信用の失墜」を恐れて、「和解」に応じるケー

スもあったかもしれませんが、今は、そんな事ありません!




そもそも、「欠陥建築裁判」では、圧倒的に施主側が不利な結果が多いです。

「欠陥建築」で裁判を起こす事そのものが、間違っています。




もし、裁判を起こさなければならない場合が、あるとするならば、「業者」が逃げて

しまって、話し合いにも応じないとか、危険なほどに欠陥が重大な場合です。




裁判は、「弁護士」や「インスペクター」(実はただの建築士)を儲けさせるだけで、

施主さんの利益になることは、無いと言っても過言ではありません。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

釘はまっすぐうつな! 斜めにうて!

2013年05月29日 15時22分45秒 | 建築のうんちく




『日本古来からの大工の知恵』




皆さんは、材木と材木を釘で止める時に、「まっすぐ」うちますか?

特に何本もの釘を、一列にうつ時に、「まっすぐ」並べてうってはいけません。





この様は場合は、打ち込む角度を10度ほど変えて、ばらばらにうつのが正しい

うち方です。




この様に、少し、斜めに釘を打ち込むと、「引き抜き抵抗」が増す為に、頑丈に

なる訳です。




昔の大工さんは、難しい物理の事は、分からなくても、経験的にこう言う釘の

うち方をすれば、丈夫になる事が、分かって居たんですね。





建築においては、もう、あらゆる事が行われて、新しい技術や工法が、出尽くし

ています。


これからは、「温故知新」で、昔の匠の技にも注目したいですね!



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インスペクターの関与する裁判で勝訴が少ない訳!

2013年05月23日 14時57分19秒 | 建築家(建築士)に用心




『インスペクターが優秀だから裁判に有利な訳ではない!』




最近、社会問題となってしまった、インスペクター(実はただの建築士)が、関与した

裁判で敗訴して、施主側が多大な金銭的損失を負う事件が、多発しています。



本来ならば、欠陥建築の証拠を、インスペクターが証拠として、裁判の場で提示する訳

ですから、普通は、施主側が圧倒的に有利になりそうなものですが、実際にはそうはな

らないのは、一体、どうしてでしょうか???





私どもの所には、「インスペクターが関与した裁判」で敗訴した施主さん達から、様々

な「裏事情」がもたらされています。


それらを、総合して分析すると、「裁判に勝てない事が濃厚」な場合でも、インスペク

ター(実はただの建築士)が、「この裁判は、私が調査すれば、絶対勝てる!」と、言

って、裁判にする必要もないのに、裁判にしてしまっている場合が多い事実が、明らか

になってきました。



そのようなケースの中には、弁護士が「この事件は、裁判にしない方が良い!」と、言

っているのに、インスペクターが弁護士に「君は建築の素人だから、黙っていろ!」と

言って、半ば強引に、裁判にしてしまった事例までありました。



…欠陥建築事件において、この様なやり方は「最悪」なものです!





私たち、「欠陥建築バスターズ」では、できる限り裁判を避ける方法で、事件を解決す

る事に徹しています。


結局は、「裁判をしない事」が、事件の解決を早くします!




インスペクターとしては、裁判を起こして、その調査費用や、鑑定書作成料、それに、

法廷での証言に伴う日当その他のお礼金を、もらいたくて、必死に裁判をする方向で、

調整したがる様です。




私にも、本を出版しないかとの話もあるのですが、「金儲け主義のインスペクター」に

間違われる事を恐れて、考えている最中です。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

面白い日本の「建築用語」!

2013年05月17日 10時57分27秒 | 建築のうんちく




『犬走り…とは、なんでしょう?』



日本の大工さんは、面白い専門用語を使います。

本日、ご紹介致しますのは「犬走り」です。



これ、何だか分かりますか?



ヒント1…犬が通れる幅しかないから、こう呼ばれて居ます。

ヒント2…実際にこのあたりに犬小屋がある場合が多いです。

ヒント3…コンクリートがうってある事が多いです。



わかりましたか?



正解は、建物の周囲に、屋根からの雨だれで、基礎が泥で汚れない

様に、コンクリートや玉石などを敷いた部分を言います。


私の家でも、この「犬走り」に犬小屋があって、愛犬が走りまわっ

ていました。



また、たまに、面白い建築用語をご紹介致します^^



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インスペクター&弁護士の呆れた仕事ぶり!!

2013年05月10日 14時45分36秒 | 建築家(建築士)に用心



『欠陥建築で儲けてるヤツは誰だ!』




さて、本日書かせて頂く内容は、「欠陥建築バスターズ」に寄せられました、皆様

からの情報を元にして居ります。(実話です。)




…一般の方は、ご自身の建てた家が、「欠陥建築」ですと、どうして良いのか、途

方に暮れてしまいます。




そして、ネットで「欠陥建築」とか「欠陥住宅」で検索してみる訳です。


…すると、そこには、「欠陥建築」に関して相談にのってくれそうな「インスペク

ター」やら「建築問題に詳しいと自分で言っている弁護士」のHPが並んでいます。





そこで、被害に遭われた「施主さん」は、これらの人達に相談したとします。


…「インスペクター」(実はただの建築士)や、「弁護士」は、必ずこう言うでし

ょう。


「それは、大変だ、大変な欠陥建築です。すぐに裁判しましょう!」

「裁判所は、法律違反を許しません。絶対裁判に勝てます!」





…それでも、まだ、不安な「施主さん」は、彼らに確認を求めます。


「先生、本当に大丈夫ですか? 相手からお金を回収できますか?」





…それに対して、「インスペクター」や「弁護士」は、


「何を迷っていますか。裁判を起こす事が必要なんです。信じなさい!」





…実際に、私たち「欠陥建築バスターズ」に寄せられた被害報告の

多くが、こんな感じなんです!





そして、これも被害者から聞いた話なのですが、「インスペクター」に調査料を

50万円も払わされて、「インスペクター」の建築士が、」何をしたかと言うと、

建物の内部や外部を「ふんふん」「なるほどなるほど」と、言いながら、目で見

ただけだったと言う、嘘みたいな話も聞きました。






…被害者達から聞いた感じでは、ほとんどの「欠陥建築裁判」は、「施主」が、

圧倒的に不利だった様です。

良くても、一部勝訴で、「インスペクター」「弁護士」に払ったお金も回収できな

い場合も多い様です。





結局、誰が、「欠陥建築」で利益をあげたかと言うと、「施主」でも「住宅メーカー」
でもなくて、実は「インスペクター」と「弁護士」だったと言う、辛い話です!





最近、「建築士」は仕事が無く、「破産」や「夜逃げ」も珍しくありません!

また、「弁護士」も年収100万円にも満たない者が、弁護士全体の2割も居ると言う

データがニュースになっていました。



こう言う状況ですから、欠陥建築で悩む被害者の「施主さん」を見つけると、ハゲタカ

が獲物を見つけたが如く、彼らは「施主さん」に襲いかかる訳です。






…裁判で負けた「施主さん」のその後ですが、判決を聞いた瞬間、自分が騙されて居た

事に気がつく様です。

更に困った事に、一旦裁判をしてしまうと、欠陥箇所を、家を建てた業者に直させよう

としても、「あなたは、我々を、裁判で訴えた!」と、言って、相手にもしてもらえな

い訳です。


世の中には、建設業者が一杯ありますが、他所の業者が訴えられた仕事の、後始末を

してくれる業者は、無いと言っても良いでしょう。






…結論を申しますと、「インスペクターや弁護士の言う事は参考程度に!」と、言う

事です。


更に、「裁判は最後の最後の手段で、絶対してはいけない!」のです。





昔から、「剣術の極意」に「鞘の中で勝て!」と言うのがあります。

これは、一旦、刀を抜いてしまったら、どちらかが倒れるまで、刀を鞘に納められない

から、むやみに刀を抜いてはいけない。己の徳をもって、敵さえも、味方にせよ!

…そんな、教えです。



「剣の達人にはもはや刀も要らない」わけですね^^


裁判をヤレヤレと、被害者を嗾ける「インスペクター」や「弁護士」は、二流もしく

は三流と、言わざるを得ません。



私たち「欠陥建築バスターズ」では、極力裁判をしないで、粘り強く問題解決の道を

探す努力をしています。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする