『コンクリートには未知の部分が多い!』
よく、一般の方が、基礎部分にヒビが入っていると、「欠陥だ!」と、思います。
しかし、欠陥が無くても、「コンクリートは劣化してボロボロになります!」
その一つが、「アルカリ骨材反応」と、言うものです!
これは、コンクリートのアルカリ成分が、骨材(砂利、砂)と反応して、異常膨張
して、ヒビが入るものです。
我々は、「コンクリートのガン」と、呼んでいます!
はっきり言って、こう言う現象が起きると、打つ手が無いのが現状です。
その部分を、壊して、造り直すしか方法がないのです!
この様に、「形あるものは、必ず崩れる運命」なのです。
何でもかんでも、職人や建設会社の責任にして、「欠陥だ!」と、騒ぐのは
間違っています。
『多くの欠陥建築は、ワザとつくられていた!』
本当に、「欠陥建築バスターズ」は皆さんに支えられて、日本を代表する「建物調査会社」
に成長する事が、出来ました。本当に、有り難う御座います。
さて、今回は、皆様から頂く多くのご質問の中から、「どうして、欠陥建築は、無くならない
のでしょうか?」と、言う疑問にお答えしたいと、思います。
…私達「欠陥建築バスターズ」が調査した「欠陥建築」の原因は、以下の通りです!
1. 職人のミスによる施工。(うっかりミス。)
2. 職人の技術不足による不具合。(へたくそな工事。)
3. 職人の知識不足による誤った施工。(職人の無知。)
4. 建築士が間違った設計をした為。(うっかりミス。)
5. 建築士がワザと欠陥設計をした為。
6. 職人が、建築士や施工業者を困らせようと、ワザと欠陥工事をする。
1~6は、件数が多い順に並べてあります。
この中で、特に問題なのが、5と6の事例です!
しかも、この5と6は、年々件数が多くなって来ています。
…では、なぜ、「ワザと欠陥をつくる。」必要があるのでしょうか?
その答えは、「金銭的不満」や、「人間関係の不満」からです。
…実際にあったケースでご説明致します。…
ある施主さんが、建設会社にビルの建築を依頼しました。この建設会社は、利益をあげる為に、
下請けの職人に、不当に安い金額で請負わせました。
当然、下請けの職人としては、面白くないので、ワザと配管の中にセメントや砂を入れ、流れ
にくい状態にして工事を完成させて居ました。
…また、こんな怪しからん事例もありました。…
設計を担当した建築士が、施主から設計の不備を注意され、その、腹いせに、考えられる限り
の欠陥設計をし、危険な継ぎ梁をしたり、基礎の鉄筋を入れない等の、嫌がらせをしたと言う
事例もありました。
この様な事例は、従来ですと、すぐに裁判にしてしまって、その真相が闇の中だったのですが、
我々、「欠陥建築バスターズ」では、裁判にせず、「探偵業」で培われた自慢の調査力で調査
したので、わかった事です。(普通は、まず裏の事実を解明できないでしょう。)
皆さんは、「こんな事例は、特殊な事だ!」と、思われるでしょうが、ものすごい多い事例で
あります。
「職人」や「建築士」の中で、悪い事をするのは、ほんの一部だと、思われる方が多いと思い
ますが、私に言わせれば、「信用できる職人や建築士は、一人か二人しか居ない。」と、言う
のが真実です。
…本日の「まとめ」です!
『欠陥工事は、安い工事を強いられたり、人間関係のいざこざから、ワザとつくられる!』
『裁判を起こすと、本当の原因は隠され、全て、闇の中に隠されてしまう!』
『職人や建築士のほとんどは、信用してはいけない!』
『床は水平なのに、柱が全部傾いている家!』
昔、何とかGメンと言う「インスペクター」さんが、TVで床が傾いた状態を見せる
為に、ビー玉を転がして居ました。
これ、カメラの絵的には、「ビー玉」を転がすのは派手で面白いのですが、現場では
全く役にたちません。
…と言うのも、床は、全くの水平なのに、壁や柱が、全て傾いている家が、あるから
です。
恐らく、地震か何かで、「構造体」が傾いてしまったのでしょう!
…こう言う時には、「レベル」(水平器)と言う道具を使用します。
実は、「欠陥建築バスターズ」は、常にこの道具を携行しています。
「ビー玉」では、床の傾斜位しか判りませんが、「レベル」(水平器)なら、柱や壁
の傾斜も判ります。
「床の傾斜」「柱の傾斜」「壁の傾斜」を総合的に判断して、「欠陥の原因」や、
「今後の修理方法」を考えます。
「建物調査」では、人間の目が、一番確実な情報が得られるのですが、簡単な道具
によって、「調査精度」は上がります。
「欠陥建築バスターズ」は、常に「非破壊検査器具」を持って、現場に赴きます。
壁を壊さないで「調査」が出来るので、大変評判が良いです。
「欠陥建築バスターズ」は、日本を代表する「建物調査会社」です。
調査範囲は、日本全国です。しかも、日本一安い料金です!
『放置され、朽ちて行く欠陥住宅の多さ!』
ローンで家を建てて、その家が「欠陥住宅」で、藁にもすがる思いで、「欠陥住宅」
の専門家を名乗る人物に相談し、その人物の勧めで、「裁判」を起こしたのに…
結局、裁判では、ほとんど主張が認められず、損害賠償金は雀の涙程度!
これ、ほとんどの「欠陥建築裁判」の結末なんです!
その結果、更に借金して、欠陥箇所を自分で修理する場合が、ほとんどです。
まだ、修理が出来れば、良い方です。
中には、欠陥箇所を修理する費用もなく、修理できずに、その家を「放置」する
人も多いんです。
そんな、朽ち果てて行く、「欠陥住宅」は多いんです!
こう言う、「欠陥住宅裁判」を得意だと、自分で宣伝している「弁護士」や、
「怪しい建築技術者」は、何を考えて行動しているのでしょうか?
裁判で、ほとんど勝てないのは、最初から十分にわかっているはずです!
…彼らが望むのは、施主が裁判で勝つ事ではなく、自分たちが高額な報酬を
施主から受け取る事なんです。
施主はこの報酬を、裁判に負けても、払わされます!
こんな事をやってるヤカラが、自分たちのHPの中で、「正義」だとか、
「被害者の救済」をうたって居るのは、チャンチャラおかしいです。
よく、恥ずかしくもなく、そんな、「偽善」が言えたものです。
こう言う、商売を、『ハゲタカ商法』と言います!
…弱っている生き物を見つけては、自分のエサにしようと、迷わず、
襲いかかる「ハゲタカ」と、同じじゃないですか!
『素人は基礎を掘ってまで見ない事を逆手にとった犯行!』
私が今までに建物の欠陥調査をした中で、「基礎部分」に欠陥があるものが多かったです!
これは、阪神大震災の後に建築された住宅の検査をしたときのレポートです。
私はある方から「新築したばかりの住宅の基礎に大きなヒビが入ったので調査してほしい。」
と依頼を受けました。
現場に行って見てみると、確かに地面から土台の下まで一直線に、何本かのヒビを確認しま
した。
すぐさま、「金属探知器」で鉄筋を確認してみると、驚いた事に、何も金属反応が出ません。
おかしいと思って、「基礎」の周辺の土を掘り返してみると、そこにあるはずの基礎の一部
がありませんでした。
基礎にも色んな基礎があるのですが、この家の場合は、「布基礎」と言われる断面が逆T字型
をした基礎の設計になっていました。
本来は、土台の下に垂直に立ち上がったコンクリートがあって、その下にそれを広い面積で
受け止める為の「フーチング」と言うコンクリート製の、「圧力を分散させる仕掛け」がな
いといけないのに、その「フーチング」が全くなかったのです。
…この事をわかりやすく説明すると、雪が積もった場所を歩く時に、「かんじき」と言う物
を足につけます。そうする事で、雪に足がもぐらないで歩ける訳です。
この「かんじき」にあたるのが、基礎の「フーチング」なのです。
つまり、この家の場合は、軟弱地盤の上に建つ上に、「かんじき」にあたる「フーチング」が
全くない為に、家がズブズブ沈んでいっていたのです。
しかも、基礎に鉄筋も入っていませんから、不等沈下した時に、基礎にヒビが入ったと言う訳
でした。
更に驚くべき事に、この家は、建築の際に、何も役所に書類さえ出ていなかったのです!
もう、「目が点」というか、「あり得ないもの」を見た感じでした。
ここまで、めちゃくちゃな欠陥は「国宝もの」です!
あなたの家は基礎にヒビが入っていませんか?