欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

映画『タワーリング・インフェルノ』とタワマンの危険性の類似点

2020年01月28日 09時20分17秒 | いい加減な施工業者

ポール・ニューマンが建築士役で、スティーブ・マックイーンが消防士役で、大ヒットした映画『タワーリング・インフェルノ』を、ご存じですか?

 

138階建ての、超高層ビルに火災が起きる話です。

 

1974年の映画なんです。

古いですね。

 

古い映画なのですが、あれから約半世紀を経過した、現代の高層ビルやタワーマンションにも通じる話です。

 

この映画のストーリーは…

「現代科学を結集して建築された高層ビルが、火災を起こし、消火隊がホースで水をかけようにも、ビルが高層なため、放水が届かず、結局は、消防士が命がけで最上部の貯水タンクを爆破し、その水でビルの火災を消す」

というものでした。

 

無残にも、死者も出ます。

 

この映画で思うのが、もし日本のタワーマンションでも、火災が発生したら、消防士が外部から水をかけて消火することはできないということです。

 

消防士たちは、命がけで、タワーマンション内部に入り、消火活動をすることになります。

 

『消防士さんたちの命を危険にさらすタワーマンションそのものの存在が、おかしいのです。こんなもの、ない方が良いのです。』

 

映画『タワーリング・インフェルノ』では、その火災の発生原因は、”電気火災”でした。

 

そして、その電気火災の起きた原因は、建築士ポール・ニューマンが設計し、設計図に指示した電気ケーブルよりも細い、安いケーブルを、無断で建設業者が使用したことによって起こりました。

 

これ、日本の建築にだって、あり得ることです。

 

『建築士の指示を、現場の職人は平気で無視します。』

 

日本のタワーマンションだって、建築士の設計と違うところが多いはずです。

 

『高層建築なんて、信用しない方が身のためです!!』

 


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なぜ家も土地も売れなくなったのか?

2020年01月17日 09時04分48秒 | 売れない不動産

皆さまのなかには、欠陥建築バスターズのブログを、もう何年も前から、読んでくださっている方がいると思います。

 

欠陥建築バスターズは、5年以上前から、

「2020年までに不動産は暴落する。」

と予測してきました。

 

その予測は、的中しました。

 

不動産のサイトをご覧ください。

 

中古一戸建ても、土地も、まぁそこそこの値段で売っています。

 

しかし、これら、全くと言って良いほど、売れていません。

 

『売れない不動産 = ゼロ円の価値』

 

誰も買ってくれない不動産です。

 

 

このような現象は、まず別荘地から生じてきました。

 

次に、地方都市へ波及してきました。

 

今では、売れない不動産は、大都市部へと広がってきています。

 

 

特に、別荘地の投げ売りは、後を絶たず、ついには、「別荘をタダでもらってほしい」という所有者もいるほどです。

 

「いいえ、タダとは言わない。逆に売主から買主へ、100万円差し上げるから、もらってほしい」という動きまで出てきています。

 

不動産を持っていたら、固定資産税はかかる、管理の手間もかかる、雨漏りや台風時の建物修繕費もかかります。

不動産は金食い虫です。


高齢になってきたら、とても不動産の管理・世話などできる状況ではありません。

 

 

また、都市部でも、駅前のテナントビルには、借り手がおらず、空き室になっています。

 

ビルの壁や屋上には、広告がない真っ白な看板が、目立ちます。

 

そして、中古マンションは、一層売れなくなりました。

 

この売れない不動産、動かない不動産の流れは、2020年以降もずっと続きます。

 

「今住んでいる家、住んでいなくて空き家になっている家、別荘などは、少しでも早く売ってしまわないと、この先、大変なことになります。」

 

「これからは、家や土地を手放したい人がお金を払って、不動産をもらってもらう時代がやってきたのです。」

 

「天下の高級別荘地”軽井沢”でも、10万円の売り物件が出てきて騒がれていますが、こんなこと、5年以上前から欠陥建築バスターズは予言してきたことです。」

 

不動産は、もはや財産ではありません。

 

トランプゲームの『ババ抜き』みたいに、ババ(不動産)を持っている者が、負け(大損)という時代になってきました。

 


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クソまみれのタワマン狂想曲(最終楽章)

2020年01月11日 09時48分38秒 | 悪質不動産

2019年9月10月は、大型の台風が関東など東日本を襲いました。

 

浸水被害で、トイレが使えなくなったタワーマンションがありましたが、どうしてしばらくトイレが使えなくなったのでしょうか?

 

それは…

『排管がクソで詰まっていたからなのです!』

 

このような現象は、タワーマンションだけでなく、一般のマンションでも起こることです。

 

タワーマンションに限らず、マンションというものは、上の階の排水が下の階へ流れるようになっています。

 

もしも、3階より上の階の排水が詰まったとします。

 

すると、3階より上の階からの排水は、一切流れなくなります。

 

実は、浸水したタワーマンションは、川からの排水がタワーマンションの排管に逆流し、全ての階の排水が流せない状況でした。

 

 

このような状況で、誰かが、排水を流すと、排管が詰まる可能性があります。

特に、トイレの排水は、”非常に危険”です。

 

「無責任な住人が、トイレの水を流したら、マンションの排管が詰まる可能性が高いということです!」

 

例のタワーマンションでは、誰かが、トイレの水を流したのでしょうね、きっと。

 

『もし、高層マンションで”フン詰まり”が起こると、排管ごと、ごっそり取り替えないといけません。』

 

トイレの水が流せない間は、トイレは使えませんし、工事期間も長いし、もちろん工事費用のお金もかかります。

 

そこで結論。

『タワーマンションは、買ってはいけないし、住んではいけない!』

 


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クソまみれのタワマン狂想曲(第一楽章)

2020年01月08日 10時32分42秒 | 悪質不動産

欠陥建築バスターズは、タワーマンション建設に反対する立場です。

もう5年も前から「タワーマンションは買うべき不動産ではない」と注意してきました。

 

タワーマンションは、地震に強い耐震建築だと言っていますが、本当に、巨大地震に遭遇しても大丈夫なのでしょうか?

ひょっとして倒壊するかもしれません。

 

欠陥建築バスターズでは、巨大なタワーマンションが崩れる現象を、『バベルの塔』と表してきました。

 

聖書に登場してくる『バベルの塔』が、そっくりなので、

「タワマンは現代のバベルの塔だ!」

と表現していました。

 

すると、多くの方が、ブログやSNSなどで、欠陥建築バスターズが考えたキャッチコピーを広げて下さいました。

 

また、タワーマンションは、政治がらみで建設されていることから、腐敗した日本の政治家・政党、そしてこれら政治家に政治献金をしているゼネコンや大手不動産会社を批判し、

「タワマンは安倍内閣の墓標だ!」

とも表現してきました。

 

実際、永久に続くかと思われた”タワマンブーム”も完全に火が消え、一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった自民党も安倍晋三も、『桜を見る会』の騒動で、国民の信用を一気に失いました。

 

全ての物は、『表面的には立派でも、中身はボロボロ…』ということが多いのです。

 

皆さんも、口のうまい政治家や、不動産会社に騙されないように、注意しましょう!!

 


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