欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

建物の解体とアスベスト建材

2020年05月04日 09時14分48秒 | アスベスト被害

最近、古家の解体、古いビルの解体をよく見かけるようになりました。

 

しかし、きちんとアスベストの入った建材を仕分ける解体屋は見たことがありません。

 

したがって、当然に、空気中には肺がんを引き起こすアスベストが飛散しています。

 

実は、解体する職人は、建物のどの部分にアスベストが使用されているのかさえ知らずに、解体工事をしているのです。

 

昔は、様々な箇所に、アスベストが使われていました。

 

自動車のブレーキ、自転車のブレーキ、トースター、ヘアドライヤー、ベビーパウダー、電信柱など…

 

さらに建材である、家の天井材、外壁材、屋根材には、アスベストを含有させて耐火性、防火性を高めていました。

 

そのため、今解体している家やビルは、必ず、アスベストを含む建材が使用されています。

 

かつて日本は、アスベストが肺がんを引き起こすことが明らかになっても、しばらくはアスベストの使用を禁止しませんでした。

 

その理由は、自民党が企業の利益だけを優先し、一般国民の命など、取るに足らないものを考えていたからです。

 

そして今、日本では、空家が問題になっています。

国や行政は、空家など早く解体してしまえと言っています。

 

これも実は、不動産業者や建設業者から、多くの献金を得ている悪党政党がやらせていることです。

 

日本国民は、いつも悪党政党によって苦しめられ、命さえも奪われようとしています。

 

そんな悪党政党によって、今日も、アスベストで汚染された空気を国民は吸っているのです。


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欠陥住宅(欠陥建築)の現場…『リフォームで出る死の繊維アスベスト』

2013年06月02日 14時10分47秒 | アスベスト被害




『住宅解体現場にはアスベストの塵が舞う! 法律なんて機能してない。』



私は、街を歩いていて、住宅を解体していたり、リフォーム工事をしていると、いつも、

息を止めて歩きます。

なぜならば、そこには「死の繊維アスベスト」が、空中に漂っている可能性が大きいか

らです。


現在では、この様な工事をする場合に、アスベストが飛散しない様な処置を取らないと

いけないんですが、中小の工事では、全く処置が講じられていないのが現実です。


…ところで、アスベストはどのような所に使われて居たかご存知ですか?


「ベビーパウダー」「ヘアドライアー」「トースター」「こたつ」「自転車のブレーキ」

「自動車のブレーキ」「音楽室の壁材」等、多岐にわたっていました。


それ以外にも、セメント、せっこうと混ぜて「建材」をつくる時にも、必ずと言って

良いほど使用されてきました。


…それが今、建物を解体する時に、廃材となって出る訳ですが、建物を壊す時に埃に

混じって、「危険なアスベスト繊維」も空気中に放出されます。


阪神大震災の後、「復興」の為に震災にあった建物を取り壊す際に、「神戸」の街に

は、大量の「アスベストの塵」が舞いました。


…それが、今になって「神戸」在住の人たちに影響しているとの指摘もあります!


直木賞作家で脚本家の藤本義一さんが、「中皮腫」でお亡くなりになったのも、阪神

大震災後の「復興工事」で舞い上がった「死の繊維アスベスト」を吸い込んだのが、

「中皮腫」を発症した原因ではないかと考える人もいます。


…そんな危険な「死の繊維アスベスト」は今も存在しています!

古い家の建材には、必ずと言って使用されていますので、解体工事やリフォーム工事

で周囲に影響を及ぼすのは確かです。


普通、家のどこにそんな危険な「アスベスト」が使われているか、分かりませんね。

「大工」や「解体業者」だって知らない人がほとんどです。


…皆さんの家にも、まだ「死の繊維アスベスト」が使われている可能性があります。



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