『建築に於いて、天井は平面で無いのが普通!! 』
よほど天井が高い建築物で無い限り、天井は平面ではありません。
『凹面状に中央が凹んでいます。』
つまり、壁周辺の天井の高さよりも、中央付近の天井高が、若干高いのです!
『これは、何故か?』
答えは、人の視覚にあります。
『もし、天井を完全な平面にしてしまうと、天井の中央付近が、下に垂れて見えます。』
…ですから、人が室内に居て、天井を見上げた時に、天井が水平に見える様に、天井の中央付近を高くして、凹面状の天井にする訳です!
天井高の低い日本家屋ならではの工夫なのです。
『日本の匠のワザは、こんな、目立たない場所にも、使われています。』