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チャーリー・ウィルソンズ・ウォー

2008-06-03 21:05:39 | 映画・本・展覧会など



チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
トム・ハンクス
ジュリア・ロバーツ

これは、実話に基づく映画です。
1980年代旧ソ連軍がアフガニスタンに侵攻し、アフガンの人々は虐殺され、難民となっていました。
それを、テレビで見ていた、お気楽下院議員のチャーリーは、何とか救ってあげなければと思います。
地方の下院議員が、CIAとも手を組み、資産家(ジュリア)の援助も受け、予算を次々と獲得し、ソ連軍引いては、共産主義を撲滅すべく、最新鋭の武器援助をします。
アフガン人は、アメリカからの武器で、ソ連のヘリコプターを次々と撃ち落していきます。
そうして、1989年ソ連軍は撤退します。
チャーリーはその立役者として表彰されます。
しかし、この後アメリカは悲惨な状態のアフガンに何の支援もしませんでした。
チャーリーが、学校建設に予算をもらおうと頑張りますが、耳を貸してくれません。
お気楽下院議員であるチャーリーは優しくてとてもいい人です。
本当の正義感が、彼をあそこまで行動させたのだと思います。
けれども、議会、アメリカはソ連が撤退し共産主義が負ければよかったのです。

ソ連撤退後のアフガニスタンはアメリカの与えた武器によって、内乱に陥ります。
そうして、オサマ・ビン・ラディンのような人物が現れて、アメリカ同時多発テロ事件となっていったのではないでしょうか。
半分シリアスで、半分コミカル、本当の話であるなら、
チャーリーの行動力が、以後世界平和のために頑張りとおしていたらと思います。