2/20見てきました(*^^*)
1982年に出版されたアリス・ウオーカーの小説が原作です。
スティーブン・スピルバーグが映画化し、ブロードウェイでも舞台化されました。
米国南部、黒人の街に主人公のセリーは暮らし、十代で二人の子供を宿したということですが、どうも父親の子供のようです。そこをはっきり表現していないのですが、妹も父に触られて逃げてきているので、そういう父親なんだと思います。子供は取り上げられ養子に出されます。セリーは父の命令で、3人の子持ちの男と結婚させられ、そこで、奴隷のような生活を強いられます。怒鳴られ、殴打される理不尽な毎日。なんの楽しみもない日々。そこに、息子の嫁が現れます。言いたいこと言う、自由な嫁。また、この町出身の歌手のシュグが、セリーの家に訪れると、暴力夫はいそいそと彼女に尽くします。シュグが帰るときセリーは帰らないでと懇願します。なぜかと聞かれて、「ブタれるから」と言います。驚いたシュグは必ず帰ってくると約束します。そして、帰ってきてセリーを連れ出します。やっと自由になれたセリー!離れ離れになっていた妹と、引き裂かれた二人の子供にも会うことができました。最後に暴力夫が現れるシーンは好きではないけど、そういうシチュエーションなのだから仕方がない。この映画はミュージカル仕立てになっているので、随所に歌とダンスが入ります。歌の迫力には圧倒されます。
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