ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

真夏のウッドデッキ補修(中編)

2024-10-23 23:02:11 | 日記

 3DのCADアプリもダウンロードしたがチンプンカンプンだったので、結局は使い慣れたパワーポイントで描くと言う昔人間なのである

 大工仕事なんか未経験のオジサンはネットや動画を検索し、パソコンで簡単に見取り図なんかも描いてみたりして準備を進めた。
 そして道具も大事である。
 例えば木材にしっかりと打ち込まれているビス(長い木ネジ)を試しに手持ちのネジ回しで回そうとしたら固くて微動だにしない。

 25年も放置されていた長いビスは板の中で錆びて固着しているらしくネジ回しでいくら頑張っても全く回らないのである。
 そういう場合は「パワーのあるインパクトドライバーを使うとよろし!」とネットが言っている。
 これは買うしかないと決断し、板を切断する電動ジグソーも併せて「買って良い?」と相方さんに聞いてみる。



「いくらくらい?」
「えっとねぇ、合わせて3万くらいかな・・」
「え~っ?」( ゚Д゚)!!
「いやいや、大工さんに頼んだら10~20万はすると思うから安いもんでしょ。」
「う~ん、ちゃんとできるんなら良いんだけど・・」と不安そうではあるが否定はしなかったので早速ポチっとするオジサン。

 翌日にはDIYショップに行き何本もの木材や水平器、新しいビス、念のためのネジザウルス等も購入したので出費はさらに膨らんでいった。



 朽ち果てている柱、横板等。階段は何年も前に腐れて無くなったので、手ごろな階段を買って括り付けたがそれもすでにボロボロである。

 さあ9月になって涼しくなったら始めるぞと思っていたのだが・・・。
 あ・・秋が来ない、待っても待ってもあの過ごしやすくそして美しい日本の秋が来ないのである。
 たどり着く前に太平洋上で台風13号に遭遇し日本海に沈んだのであろうか?
 いや、いや、そんなことは知ったこっちゃないがとにかく列島は異常な真夏日が続いていた。

 と言えどもウッドデッキの柱は崩壊寸前には違いないので、ここに至ってオジサンはついに炎天下での素人工事を断行したのでありました。

 作業服を着て手袋を付けて額にはタオルの鉢巻きをして恰好だけはできる人のように見えるオジサンは、おもむろに新品のインパクトドライバーをケースから取り出すと先ずは例のビス外しに取り掛かった。

 スイッチON!
 「ズダダ・・ズダダダダダ~!

 「ひぇ~っ、ち、近くで戦争が起こりましたか?」ってくらいの物凄い音が辺りに鳴り響き思わず手を止めてしまう。
 こんな騒音が出るとは・・youtubeでは判らなかったぞ。
 
 で、ビスは回ったのかというと・・・
 ネジ山がつぶれただけで1ミリも廻ってないではないか。

 スタートから眉間にシワを寄せて「おのれ~」と呟くオジサン。
 でもやるしかないのである。
 「自分でできるもん!」と断言してすでに結構なお金も財布から消えて行ったのである。
 気を取り直して今度は全体重をドリルに乗せて回してみると少しだけ空回りをした後にキュイ~ンという金属が嚙み合ったような音を出しながらクルクルクルとビスが回り始めた。

 「よしよし」と続けて次のビスにも挑戦したがやはり音の割に簡単には抜けないのである。
 抜けるものと全く動かないものがあるのはビスの中での錆具合によるのかもしれない。


 音を気にせず最後までひたすら続けておればなんとか完了したかも知れないけれども流石に住宅街の中での騒音問題には気持ちが竦んでしまい作業を中断してしまった。

 厚さが4㎝もある丈夫な床板に12㎝もの長いビスが打ち込んである。
 何もここまで頑丈に作らなくてもよかったろうに・・なんて的外れな愚痴を呟きながら、何か良い方法は無いものだろうかと冷たいコーラを飲みながらリビングで考えるオジサンなのであった。





コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。