(前回のブログの続き)
「伊那食品工業」へ、今年は充分時間を掛けての訪問でした。
10月18日(月)の午後と、19日(火)午前の2回出掛けました。初日は商品販売店へ。店内には、寒天にイチゴを混ぜたゼリーカップとミカンを混ぜたゼリーカップの2種類が試食自由の形で置いてあり、美味しくて4カップも試食してしまいました。そのゼリーを固め小さめの立方体にしてセロハン紙を被せたものが商品。ブルーベリー・昆布・イチゴ等を混ぜたものが何種類も販売され、こちらも試食自由。この日は体に良さそうなお土産を沢山買い込みました。(写真:商品販売店)
宿泊は公共の宿「羽広荘」に。その宿に隣接する「みはらしの湯」からは晴天ならば南アルプスの山並みが遠望できるのですが、残念ながらこの日は千丈ケ岳が微かに望める程度。(写真:展望できるはずの山々)
翌日にも「伊那工業」を訪ねました。
この日は主として”かんてんぱぱホール”へ。地域の人々の文化活動支援の目的で作られたこのホール、写真家「青野恭典フォトギャラリー」ともなっています。初めて青野恭典さんを知りました。登山家にして写真家と言えば白簱史郎氏が有名ですが、青野さんの写真の多くをみて又一人素晴らしい写真家を知りました。
「日本で一番大切にしたい会社」に登場するどの会社も、社会への貢献と会社が長く存在し続ける事を主目的として、過大な利益追求を目指してはいないようですが、口コミを通じ、又は各種マスコミにも紹介された結果として業績は緩い右肩上がりの曲線を描いています。従業員が自分の会社を誇りに思い、採用試験には地元からの応募者が多いのも頷けます。どの会社も地域に根ざし地域とともに存在しています。
この日も多くの人々が”かんてんぱぱ”を訪れていました。再訪してその良さを改めて実感し、爽やかな気持ちで伊那を後にしました。