10月25日(土)、目黒の蕎麦処「やまきた」で3年振りの第15回クラス会を開いた。目黒3中の、1957(昭和32)年3月卒の3年E組生は何と56名(実に多かった。亡くなられた方3名)。その内、住所が判明している方は29名で、インターネットと葉書で開催のお知らせをしたところ、参加者は12名(不参加連絡6名)。多分今までで一番少ない参加者だったと思う。
17時開会。19時半閉会予定のところ20時まで延長してもらい、盛会のうちに終了。このお店で一番広い、12名収容の洋室。人数的にはゆとりある席で、蕎麦懐石(4000円)を、時間内に食べ終われる様に、上手に料理を出してくれた。最後に手打ちそばが供された。低温貯蔵の石臼そば粉を使用しての新そば。皆これは旨いと食した。お代わり自由と言われ、ソバ好きの私は、その親切を無駄にはしなかった。店員の接客態度も好感度高く、次回クラス会もここと決めた。
司会は石井君で、参加者全員に一言語って頂いた。今回は病の話より、”健康の秘訣”が多かった様に思う。早朝散歩・ラジオ体操・ペタンク・バドミントン・ハイキング・農作業・ヨガ・ボウリング等々が登場した。多摩川を上流から東京湾まで歩いた話も披瀝された。私は自慢げに、毎日の”千段階段”。思えばクラス会に来られる方は、どちらかという”健康エリート”むべなるかな。
既に大半は73歳、老いさき短いかもしれない寿命。そこで、幹事からは、3年に一度のクラス会を2年一度に短縮しませんかと提案し、OK。
2次会は目黒駅前の「珈琲茶館 集(しゅう)」へ。
9月に、馬場さんと私は、2次会の場所を探して目黒周辺をウロツイた。どこの喫茶店も土曜の夜時間の予約はNOだったが、ここ「集」は色好い返事。美味いコーヒーで、”談話室”を売り物にした喫茶店。値段はコーヒー一杯900円とお高いが、ゆったりしたスペースで、かっての「滝沢」、現在の「椿」の様な喫茶店。それが目黒にもあった。喜んでここを予約しておいたのだ。
11名参加で、会話が弾んでいると、同じような集団を発見。きっとクラス会と直感した私は、物好きにも出かけていって尋ねた。応えて曰く「都立小山台高校で、昭和34年卒業」と。聞いて吃驚。全定の違いはあるが、同窓の先輩達だった。
遅れて入ってきた一団もクラス会の雰囲気あり。これまた話を聞くと「目黒4中卒」とのこと。お隣の中学だった。かくして、この夜、この狭い珈琲茶館「集」には、目黒近辺の中・高卒のクラス会が3組も集う不思議さ。
終わりまで気持ちの佳いクラス会は無事終了した。友よ2年後に。