先日ボランティアに行った特養老人ホームでビックリした事があった。
私たちボランティアは、入所してみえる老人の車いすを押してホールから
お風呂のところまで運び、また入浴された方の頭髪をドライヤーで
乾かし、靴下と靴を履かせてまた元の所まで送り届けるという作業をする。
だから、ベットで寝ている姿はあまり目にすることがない。
それが、お年寄りを迎えに行ったら、その方はベットで横になっていた。
職員が「今から車いすに乗せますから」と言って
2人で頭と足を持って軽々と車いすに乗せた。
すると、足を曲げて横向きに寝ていたその姿のままで、
車いすにスポッと収まったのである。
つまり、体が車いすの形になっていたのだ。
手も足も関節が固まってしまい、曲がったままで伸ばすことができない。
その現実に接して、唖然とした。
その方は、話しかけても応答はなくただ、生きているというだけ。
靴下や靴を履かせるのも関節が曲がったままだから大変で、
また、歩かないから体液が循環しなくて足の甲がパンパンに腫れている。
そんな方は、その方だけではなく、入所している多くの方がそうである。
老人ホームにも依るとは思うが、痴呆になった老人のケアまでは
手が回らないのが現実ではないかと思う。
ボランティアに行くと、前回居た人が、居なくなったり
また代わりに新しい人がいたりということは
毎回といっても過言ではない。
元気な内から、運動をして足腰を鍛え、
来るべく「老い」に備えねばと
つくづく思った1日であった。
私たちボランティアは、入所してみえる老人の車いすを押してホールから
お風呂のところまで運び、また入浴された方の頭髪をドライヤーで
乾かし、靴下と靴を履かせてまた元の所まで送り届けるという作業をする。
だから、ベットで寝ている姿はあまり目にすることがない。
それが、お年寄りを迎えに行ったら、その方はベットで横になっていた。
職員が「今から車いすに乗せますから」と言って
2人で頭と足を持って軽々と車いすに乗せた。
すると、足を曲げて横向きに寝ていたその姿のままで、
車いすにスポッと収まったのである。
つまり、体が車いすの形になっていたのだ。
手も足も関節が固まってしまい、曲がったままで伸ばすことができない。
その現実に接して、唖然とした。
その方は、話しかけても応答はなくただ、生きているというだけ。
靴下や靴を履かせるのも関節が曲がったままだから大変で、
また、歩かないから体液が循環しなくて足の甲がパンパンに腫れている。
そんな方は、その方だけではなく、入所している多くの方がそうである。
老人ホームにも依るとは思うが、痴呆になった老人のケアまでは
手が回らないのが現実ではないかと思う。
ボランティアに行くと、前回居た人が、居なくなったり
また代わりに新しい人がいたりということは
毎回といっても過言ではない。
元気な内から、運動をして足腰を鍛え、
来るべく「老い」に備えねばと
つくづく思った1日であった。