徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第六十七「チカラシバ・ピンクノウゼンカズラ・キンギンナスビの実?」

2007-10-03 17:08:00 | 植物
 川の土手のヒガンバナが最盛期を迎えています。
この間UPした時にはまだ数えるほどだったのに…今や数え切れないくらい…。
ここで咲いているのは赤ばかり…白や黄は見当たりません…。
                                      
 10月に入って蝉の声もまったく聴こえなくなりました。
替わりに草むらの虫の音がひと際、大きくなっています。
ようよう…この辺りも…秋に突入のようです…。

                        

 これはジャンボネコジャラシ…じゃぁ…ないですね…。
エノコログサによく似ていますが別属の植物で…チカラシバ…といいます…。
同じイネ科だから…ご親戚には違いないようですが…。

 引っこ抜くのに力が要る…というので付いた名前らしいです…。
チカラシバには緑色のアオチカラシバもあるようですが…この近くでは見かけませんでした…。

             

 この可愛い花はピンクノウゼンカズラ…。
ノウゼンカズラの仲間ですが…属が異なるようです…。
ノウゼンカズラは中国産でノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属…ピンクノウゼンカズラは南アフリカ産でノウゼンカズラ科ポドラネア属…う~舌噛みそう…。

 最後の草の実は…何ヶ月もかかってやっと見つけた…ってくらい…この辺りでは見かけなかった野草です…。
見つけた瞬間飛び上がったくらい…。
惜しいことに花の季節に見つけられなかったので…何とか実だけ…。
それも遠くの草の根元の方なので画像がボケててはっきりしませんが…。

                       

 拡大してみた葉っぱから考えると…キンギンナスビではないかと思います…。
緑の縞模様のある白っぽい実がやがて真っ赤な実になります…。
白と赤が同居してなるのでキンギンナスビというのだそうです…。

 ただ…ここでひとつ問題が…。
画像の実は草陰で暗く…おまけにボケていることもあって色がはっきり分かりませんが…赤ではないようです…。
黒っぽい黄色か緑っぽい黄色…のようにも見えます…。

 そうするとこれは…これから黄色になるワルナスビ…かな…?
それとも…キンギンナスビが白から橙色に変わる途中なのだろうか…?
橙色になることは分かっているんだけど…そう考えちゃって良いんだろうか…?

ワルナスビだったら…じゃあ…葉っぱはどうなのよ…って話ですが…これも譲れない…。
困りました…。
どなたか…ワルナスビとキンギンナスビに詳しい方が居られましたら…是非教えて下さい…。

 この状態は…キンギンナスビの色が変わる過程なんでしょうか…?
キンギンナスビじゃなくて…ワルナスビ…なんだろうか…?
ひょっとしたらこれは…交配種…でしょうか…?
それとも…まったく別の植物なのかな…?