子供の学校関係も一段落し、ようやく早起きから解放されることとなる。
今年の夏の訪れは遅かったが、そろそろカトカラも出てるんじゃないか?
ということで、ダブルヘッダーとなってしまったが、夜の山へと出かける
ことにする。
まずは低山。
このあたりはさすがに夜も暑く、訪れる蛾も割合多くて、夏の雰囲気満点だ。
しかし、種類はパットしない。。。
大体いつものメンツ(場所が同じだから当然だが)で占められている。
また、セミがうるさく飛び回り、あたりを引っかき回すので、捕まえて
明かりのない方に逃がしてやる。他にも、ブーン~と嫌な羽音がする。
見るとシオヤアブだった。獲物を狙いに来ているんだろう。
低山で見かけたメンツの中からめぼしいのはこんな感じ。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/59/af6aa71dba4f32c550f119ffd41ba6d8.jpg)
シロホシキシタヨトウ、トサカフトメイガ、ナカムラサキフトメイガ、アゲハモドキ
キクビヒメヨトウ二化目、ニシキシマメイガ(美麗個体!)、モモノゴマダラノメイガ
ムラサキシャチホコ(もはや常連)マルモンシロガ。
トサカフトメイガは比較的美麗個体を初めて写せた。アゲハモドキは二三頭見られ、今が
二度目の?旬か?モモノゴマダラノメイガはマツノゴマダラノメイガに似ているが、
後翅の黒班がにじまない。
![]()
まだミクロとかチェックしてないが、低山で見られた初顔はヨツメノメイガだけかも。
コヨツメノメイガに酷似するが、大きい。注意しないと他の黒白ノメイガとも紛らわしい。
一時間半ほどで切り上げ、今回は奥地へと進行する。
まずは峠のポイント。
蛾の数は少なくはないが、小物ばかり!めぼしいのはオオミズアオ(どこに行ってもいる)
くらいでがっかり。
次はカトカラ以外目当てで、渓谷のポイント~洞窟の奥地コース。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/b0/9fc97d13a0a2ead1d5859676231258f1.jpg)
渓谷のポイントでは、割と蛾影が多く、写真のようにベニモントラガやトビネ、キマダラツバメ
といった大型のエダシャクも散見される。
そして、一頭、ひときわ大きい黒白の蛾が・・・シロオビドクガのような配色だが、どう見ても
エダシャク・・・ヒロオビオオエダシャクだ!久々に大物の初顔ゲット!と必死に目で追ったが、
茂みに隠れてそれきり懐中電灯でさがしても見つからない・・・。逃した魚はますます大きい。
しかし、いつまでもヒロオビを探しているわけにも行かないので、洞窟へ富むかう。
途中、電柱のあたりで二頭の中型種を撮影。あまりぴんと来なかったが、
ミヤケカレハとおそらくゴマダラシャチホコ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/35/0805b3c5ced3ccb144877215e2b07764.jpg)
ミヤケカレハ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/d2/01010d0c70e7340b0e28b68c68fd5f8c.jpg)
ゴマダラシャチホコ 斑紋が薄いが、ゴマダラかと思われる。
洞窟では結局殆どめぼしい蛾は見られず、去年に訪れたときと同じく、オオバナミガタの
姿がちらほらといった感じで、全くの期待はずれだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/96/6f5c69e2b9a2e15510ba3beda5f9f58f.jpg)
かろうじて、地味で小さなエダシャクも何となく写しておいたが、マダラシロエダシャク
だった(初顔)・・・実はマダラシロではなく、マルバトビスジエダシャク。マダラシロでは、
もっと横線が地色にとけ込む感じになる。
このボアルミア(地味系エダシャク)、後日、蛾像掲示板に問い合わせのあった蛾と同様の斑紋を持ち、マダラシロ?と回答したが、回答する際に検索したDMJのマルバトビスジエダシャク(アナボアルミア)の模様も妙に一致し、心に引っかかっていた。ただ、参照できる標本の状態がやや擦れていたので、決めかねていたが、後日Kawaさんの指摘もあり、本個体もマルバトビスジエダシャクであろうと思われる。
その先の自販機でも全く地味。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/7d/e390d23084d712e18bfc221fc9e0214d.jpg)
トビハマキの仲間。まだちゃんと見てないが、アカトビハマキではなさそうなので、
トビハマキあたりか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/c4/0f1e715792ed37d7fe16899979d7a005.jpg)
これは初顔ではないが、自販機の白に同化したヒメシロドクガ。
渓谷のポイントに戻る前に、ちょっと寄り道をして、別の自販機をみたが、
かろうじてクロテンシロコケガの初顔のみ。いつもうるさいほど見かける
ホシオビコケガは端境期なのか?殆ど見かけず。変異の探索も出来なかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/de/22b13391c9c0bcbb0ca9ccfa76c82ac5.jpg)
クロテンシロコケガ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/e7/989ec9d8875b13557373735be54f170e.jpg)
クロボシオオシロシンクイ
こうなったら、渓谷のポイントでスイーピングしてヒロオビをゲットするしかない!
ということで、戻る途中、先ほどの電柱でクロボシオオシロシンクイの初顔を得る。
渓谷で執拗にスイーピングしたところ、遂に隠れていたヒロオビオオエダシャクが
飛び出した。落ち着きなく飛び回るので、捕獲して車内へ・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/26/c699b1a852d70946b2e0c82906451cb2.jpg)
ヒロオビオオエダシャク
オオバナミガタを更に一回り大きくした巨大なエダシャク。
結局、必要ないのに何十枚も写真を撮ってしまった・・・苦笑。
でも、久々の執念での大物ゲットでとりあえず終わりよければで終了。
帰り道は結構つらかっらが。。。
今年の夏の訪れは遅かったが、そろそろカトカラも出てるんじゃないか?
ということで、ダブルヘッダーとなってしまったが、夜の山へと出かける
ことにする。
まずは低山。
このあたりはさすがに夜も暑く、訪れる蛾も割合多くて、夏の雰囲気満点だ。
しかし、種類はパットしない。。。
大体いつものメンツ(場所が同じだから当然だが)で占められている。
また、セミがうるさく飛び回り、あたりを引っかき回すので、捕まえて
明かりのない方に逃がしてやる。他にも、ブーン~と嫌な羽音がする。
見るとシオヤアブだった。獲物を狙いに来ているんだろう。
低山で見かけたメンツの中からめぼしいのはこんな感じ。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/59/af6aa71dba4f32c550f119ffd41ba6d8.jpg)
シロホシキシタヨトウ、トサカフトメイガ、ナカムラサキフトメイガ、アゲハモドキ
キクビヒメヨトウ二化目、ニシキシマメイガ(美麗個体!)、モモノゴマダラノメイガ
ムラサキシャチホコ(もはや常連)マルモンシロガ。
トサカフトメイガは比較的美麗個体を初めて写せた。アゲハモドキは二三頭見られ、今が
二度目の?旬か?モモノゴマダラノメイガはマツノゴマダラノメイガに似ているが、
後翅の黒班がにじまない。
まだミクロとかチェックしてないが、低山で見られた初顔はヨツメノメイガだけかも。
コヨツメノメイガに酷似するが、大きい。注意しないと他の黒白ノメイガとも紛らわしい。
一時間半ほどで切り上げ、今回は奥地へと進行する。
まずは峠のポイント。
蛾の数は少なくはないが、小物ばかり!めぼしいのはオオミズアオ(どこに行ってもいる)
くらいでがっかり。
次はカトカラ以外目当てで、渓谷のポイント~洞窟の奥地コース。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/b0/9fc97d13a0a2ead1d5859676231258f1.jpg)
渓谷のポイントでは、割と蛾影が多く、写真のようにベニモントラガやトビネ、キマダラツバメ
といった大型のエダシャクも散見される。
そして、一頭、ひときわ大きい黒白の蛾が・・・シロオビドクガのような配色だが、どう見ても
エダシャク・・・ヒロオビオオエダシャクだ!久々に大物の初顔ゲット!と必死に目で追ったが、
茂みに隠れてそれきり懐中電灯でさがしても見つからない・・・。逃した魚はますます大きい。
しかし、いつまでもヒロオビを探しているわけにも行かないので、洞窟へ富むかう。
途中、電柱のあたりで二頭の中型種を撮影。あまりぴんと来なかったが、
ミヤケカレハとおそらくゴマダラシャチホコ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/35/0805b3c5ced3ccb144877215e2b07764.jpg)
ミヤケカレハ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/d2/01010d0c70e7340b0e28b68c68fd5f8c.jpg)
ゴマダラシャチホコ 斑紋が薄いが、ゴマダラかと思われる。
洞窟では結局殆どめぼしい蛾は見られず、去年に訪れたときと同じく、オオバナミガタの
姿がちらほらといった感じで、全くの期待はずれだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/96/6f5c69e2b9a2e15510ba3beda5f9f58f.jpg)
かろうじて、地味で小さなエダシャクも何となく写しておいたが、マダラシロエダシャク
だった(初顔)・・・実はマダラシロではなく、マルバトビスジエダシャク。マダラシロでは、
もっと横線が地色にとけ込む感じになる。
このボアルミア(地味系エダシャク)、後日、蛾像掲示板に問い合わせのあった蛾と同様の斑紋を持ち、マダラシロ?と回答したが、回答する際に検索したDMJのマルバトビスジエダシャク(アナボアルミア)の模様も妙に一致し、心に引っかかっていた。ただ、参照できる標本の状態がやや擦れていたので、決めかねていたが、後日Kawaさんの指摘もあり、本個体もマルバトビスジエダシャクであろうと思われる。
その先の自販機でも全く地味。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/7d/e390d23084d712e18bfc221fc9e0214d.jpg)
トビハマキの仲間。まだちゃんと見てないが、アカトビハマキではなさそうなので、
トビハマキあたりか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/c4/0f1e715792ed37d7fe16899979d7a005.jpg)
これは初顔ではないが、自販機の白に同化したヒメシロドクガ。
渓谷のポイントに戻る前に、ちょっと寄り道をして、別の自販機をみたが、
かろうじてクロテンシロコケガの初顔のみ。いつもうるさいほど見かける
ホシオビコケガは端境期なのか?殆ど見かけず。変異の探索も出来なかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/de/22b13391c9c0bcbb0ca9ccfa76c82ac5.jpg)
クロテンシロコケガ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/e7/989ec9d8875b13557373735be54f170e.jpg)
クロボシオオシロシンクイ
こうなったら、渓谷のポイントでスイーピングしてヒロオビをゲットするしかない!
ということで、戻る途中、先ほどの電柱でクロボシオオシロシンクイの初顔を得る。
渓谷で執拗にスイーピングしたところ、遂に隠れていたヒロオビオオエダシャクが
飛び出した。落ち着きなく飛び回るので、捕獲して車内へ・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/26/c699b1a852d70946b2e0c82906451cb2.jpg)
ヒロオビオオエダシャク
オオバナミガタを更に一回り大きくした巨大なエダシャク。
結局、必要ないのに何十枚も写真を撮ってしまった・・・苦笑。
でも、久々の執念での大物ゲットでとりあえず終わりよければで終了。
帰り道は結構つらかっらが。。。